A(読み)アルファ

精選版 日本国語大辞典 「A」の意味・読み・例文・類語

アルファ【A, α】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ギリシア語] alpha )[ 異表記 ] アルファー・アルハー・アルパ
  2. ギリシア語の、アルファベットの、第一番目の字。
  3. 最初。はじめ。第一歩。⇔オメガ。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕
  4. ある未知数
  5. アルファづき(━付)」の略。〔新式ベースボール術(1898)〕
  6. 走り高跳び棒高跳びなどの競技で、一定の高さを跳んで、なお高く跳ぶ資格があるのに、中止した場合の記録につける符号。Aで表わす。「二メートルA」
  7. ( 多く「プラスアルファ」の形で ) いくらか多めの量を示す。「二・五か月分プラスアルファ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「A」の意味・わかりやすい解説

A
えー

英語アルファベットの第1字、1番目の母音。フランス語ではア、ドイツ語ではアーと発音される。エジプトの象形文字や楔形(くさびがた)文字に由来し、セム文字フェニキア文字を経由して、ギリシア文字のアルファAからエトルリア文字およびラテン文字を経て発達した。小文字aは、Aの変形であるラテン語の草書体に由来する。Aは、電気ではアンペアを、物理ではオングストローム、論理学では全称否定などを表し、化学ではアルゴンを表す元素記号である。また音楽ではドレミ唱法のラ(イ音)を表し、ハ長調の第6音にあたる。中世ローマ数字においては50または500を表す。ABO式血液型の一つでもある。

[斎藤公一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

知恵蔵 「A」の解説

A

「アンペア」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「A」の解説

A (モードダイヤル)

「Av (モードダイヤル)」のページをご覧ください。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android