20世紀西洋人名事典 「A.E.ミショット」の解説
A.E. ミショット
Albert Edward Michotte
1881 - 1965
ベルギーの心理学者。
元・国際心理学会会長。
ブリュッセル生まれ。
1900年ルーバン大学でメルシエに師事し、博士号を取得する。’05年から’56年までルーバン大学に勤めるが、’05〜08年にかけてドイツに留学し、ブントやキュルペに心理学を学ぶ。生涯を通じて知覚に関心を持ち、意志の研究をへて、知覚、運動、リズム、学習などの問題に取り組み、その後、物理的因果の知覚の研究を行い、世界の注目を集め、現象学的心理学の発展に貢献する。著書に「La perception de la causalité」(’46年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報