20世紀西洋人名事典 「C.V.L.シャーリエ」の解説
C.V.L. シャーリエ
Carl Vilhelm Ludvig Chalier
1862 - 1934
スウェーデンの天文学者。
元・ルント大学天文学教授。
1908年にH.W.M.オルバースのパラドックスの解決案として、銀河、銀河団、超銀河団などの系列に具現されている階層宇宙論を提唱した。’16〜22年には局部恒星系を発見し、銀河回転の研究に先鞭をつけた。ほかにも、天体力学、天体写真などにも優れた業績を残している。著書に「天体力学」全二巻(’02年、07年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報