CAPD(読み)シーエーピーディー(その他表記)CAPD

翻訳|CAPD

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CAPD」の意味・わかりやすい解説

CAPD
シーエーピーディー
continuous ambulatory peritoneal dialysis

腎不全治療法の一つで,持続的可動性腹膜透析のこと。透析液の入った携帯バッグをカテーテルと呼ばれる管につなぎ,透析液を腹腔内に注入し,腹膜透析を行なう。6~8時間後に透析液を排出するまで自由に行動でき,透析液の注入・排出も自分一人で短時間に行なえることから実施者が増えている。腹部にカテーテルの差し込み口を作る手術が必要だが,衛生管理さえ怠らなければ入院の必要もなく,腎不全患者の社会復帰に大きな役割を果たしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

内科学 第10版 「CAPD」の解説

CAPD

continuous ambulatory peritoneal dialysis,連続携行式腹膜透析

出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む