WECPNL(読み)ダブリューイーシーピーエヌエル(その他表記)Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level

デジタル大辞泉 「WECPNL」の意味・読み・例文・類語

ダブリュー‐イー‐シー‐ピー‐エヌ‐エル【WECPNL】[weighted equivalent continuous perceived noise level]

weighted equivalent continuous perceived noise level航空機騒音の国際的評価単位航空機騒音特異性、継続時間、昼夜の別などを加味している。加重等価平均感覚騒音レベル。うるささ指数W値

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「WECPNL」の意味・わかりやすい解説

WECPNL
ダブリュイーシーピーエヌエル
Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level

騒音のうるささを評価するため,音の大きさに加えて,その発生頻度,日中夜間などの時間帯ごとの発生量などを考慮した基準国際民間航空機関 ICAOで採択された航空機騒音に用いられる評価の単位。航空機騒音にかかわる環境基準にはこの単位が使われる。そこに定められる計算式は,(1) 1日に上空を飛ぶ航空機の各騒音ピークレベルの総計パワー平均して,(2) 1日を4分割して,時間帯ごとに異なる指数により導き出した評価を算出し,(1) と (2) を合算して,評価値とする。

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世界大百科事典(旧版)内のWECPNLの言及

【騒音】より

…なお,ある場所において特定の音を対象として考える場合に,対象の音がないときのその場所における騒音を,対象の音に対して暗騒音といい,暗騒音の影響が無視できない場合は指示の値を補正する。 一般地域や道路に面する地域の環境基準に対する適否を判定する場合はL50,航空機騒音の環境基準の場合は,ピークレベルを読みとり(動特性SLOW),その値から簡便法で算出したWECPNL(weighted equivalent continuous perceived noise levelの略。加重等価連続知覚騒音レベルという)が用いられ,という近似式が採用されている。…

※「WECPNL」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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