CIAP(読み)さいあっぷ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「CIAP」の意味・わかりやすい解説

CIAP
さいあっぷ

Climatic Impact Assessment Programの略称で、気候効果評価計画のこと。1971年にアメリカ運輸省が成層圏での航空機運航の影響を予測しようとして始めた、気候への影響の研究計画である。アメリカ、カリフォルニア大学ジョンストンH. Johnstonが発表した学説がきっかけとなって始まったもので、それによると「もし多数のSST超音速輸送機)が成層圏で運航するようになると、排気内の酸化窒素オゾンを破壊し、オゾンに吸収されていた太陽からの紫外線が大量に地表にまで到達するようになり、皮膚癌(がん)患者が増加し、気候も影響を受けるであろう」といわれている。

[安田敏明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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