20世紀西洋人名事典 「E.マルサン」の解説
E. マルサン
Eugène Marsan
1882 - 1936
小説家,新聞記者,批評家。
常に作品の完璧を求めながら、モーラスの影響を受け、伝統と古典主義を信奉し、第一次大戦後の風俗をモラリストおよび心理分析家として克明に描いた。1933年発表の「平和の年代記」には副題「戦後のフランス人の日常生活」がついている。他の作品に「通り行く女たち」(’22年)、「快楽の部屋」(’26年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報