デジタル大辞泉 「人工歯根」の意味・読み・例文・類語 じんこう‐しこん【人工歯根】 歯の抜けた顎あごの骨に埋め込み、義歯を固定するための土台。ボルト状または棒状の、表面処理を施したチタンが広く用いられる。インプラント。歯科インプラント。デンタルインプラント。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人工歯根」の意味・わかりやすい解説 人工歯根じんこうしこんartificial tooth root 永久歯の欠損による形態と機能の回復のために,顎骨に植え込む人工の歯根。一部が口腔内に突出すること,常に咬合力(→咬合)が負荷されることが特徴。素材として,生体不活性のコバルトクロム合金,チタン合金や,生体活性のハイドロキシアパタイト,生体活性ガラスなどがあげられる。素材の進歩に伴い,骨組織との親和性や強度に優れたものが開発されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報