20世紀西洋人名事典 「M.コツュビンスキー」の解説
M. コツュビンスキー
Mihail Mihaylovich Kotsyubinskiy
1864 - 1913
ソ連の作家。
ビンニツァ生まれ。
下級官吏の家に生まれ、ぶどう園での害虫駆除や役所の統計係などを経験。ベリンスキーやシェフチェンコの思想的影響を受け、民衆の苦悩や抵抗などを描く作品を発表。短編に傑作が多い。1909年イタリアのカプリ島へ療養に行き、滞在していたゴーリキーと親交を結ぶ。チェルニゴフで死去。生地にコツュビンスキー博物館がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報