20世紀西洋人名事典 「S.W.マックスキー」の解説
S.W. マックスキー
Sidney W. McCuskey
1907 - 1979
米国の天文学者。
元・国際天文学連合第33委員会会長。
チェイスウェスタン・リザーブ大学で研究者として生涯を送り、同大で物理学、数学、天文学の分野で教員を務める。第二次大戦後に同大に設置された61cmシュミット望遠鏡を用いて、銀河面に沿って恒星の分布密度、光度関数がどのように変化して行くかについての周到に計画された観測を推進したことが、最大の業績とされている。この仕事は1966年集大成したモノグラフとして発表され、標準的な総合報告として長年活用される。国際天文学連合第33委員会の副委員長、会長を6年間務め、委員会報告をまとめる中心人物となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報