20世紀西洋人名事典 「W.ブルス」の解説
W. ブルス
Wlodzimierz Brus
1921 -
ポーランドの経済学者。
元・ワルシャワ大学教授。
プウォツク生まれ。
戦後、博士号を中央計画統計大学で取得後、同大学、ワルシャワ大学で準教授、教授を歴任。1957年経済審議会副議長。’56年前後の経済論争で体系的に社会主義経済の分権モデルを理論化し、多大な影響を社会主義国の内外に与えた。’72年英国に移住し、オックスフォード大学ウォルフスン・カレッジのフェロー。著書「社会主義経済の機能モデル」「社会主義における政治と経済」「社会化と政治体制」等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報