YOSAKOIソーラン祭り(読み)ヨサコイソーランまつり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

YOSAKOIソーラン祭り
ヨサコイソーランまつり

毎年 6月上旬に北海道札幌市の大通公園を中心とした 25ヵ所を会場に行なわれる市民参加の祭り。高知よさこい祭りのよさこい踊り囃子に使われる鳴子と北海道の民謡ソーラン節』を組み合わせて踊ることからその名がある。1992年に北海道大学の学生たちが地元企業の協賛を得て開催したのが始まりで,年々参加団体が増加し,初夏の北海道を代表する祭りとなった。踊り手は必ず鳴子を持ち『ソーラン節』の歌詞を入れて踊ることが決まりで,それ以外の衣装や踊りの振り付け,楽曲などは各団体にゆだねられている。踊り方には地方車(じかたしゃ)と呼ばれる装飾を施した車の先導で進むパレード形式と,その場で止まって踊るステージ形式の 2種類があり,その優劣が競われ,順位がつけられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 日本

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android