毒茸(読み)ドクキノコ

デジタル大辞泉 「毒茸」の意味・読み・例文・類語

どく‐きのこ【毒×茸】

有毒のキノコ。テングタケツキヨタケイッポンシメジワライタケなど。どくたけ。 秋》

どく‐たけ【毒×茸】

どくきのこ」に同じ。 秋》「―のかさのうてなの溜水誓子

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精選版 日本国語大辞典 「毒茸」の意味・読み・例文・類語

どく‐たけ【毒茸】

  1. 〘 名詞 〙どくきのこ(毒茸)季語・秋 》
    1. [初出の実例]「然れば、早う、極(いみじ)き毒茸を食へども、不酔(ゑは)ぬ事にて有けるを」(出典今昔物語集(1120頃か)二八)

どく‐きのこ【毒茸】

  1. 〘 名詞 〙 人体に有毒な成分を持つキノコ。食べると中毒を起こす。日本ではテングタケ、ベニテングタケ、タマゴテングタケ、ドクツルタケ、ツキヨタケ、ドクササコなど激しい毒性を示すもののほか、イッポンシメジ、ワライタケなど数十種が知られている。有毒菌。有毒茸。どくたけ。《 季語・秋 》

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