ギリシャ文字(読み)ギリシャモジ

デジタル大辞泉 「ギリシャ文字」の意味・読み・例文・類語

ギリシャ‐もじ【ギリシャ文字】

ギリシャ語を書き表すのに用いられる表音文字。前9世紀ころ、古代ギリシャ人がセム系の文字であるフェニキア文字を借用し、改良を加えてつくった。普通は24字。ローマ字ロシア文字もととなった。
[補説]ギリシャ文字24字
大文字小文字名称
Ααアルファ
Ββベータ
Γγガンマ
Δδデルタ
Εεイプシロン
Ζζゼータ
Ηηエータ
Θθシータ
Ιιイオタ
Κκカッパ
Λλラムダ
Μμミュー
Ννニュー
Ξξグザイ
Οοオミクロン
Ππパイ
Ρρロー
Σσ,ς*シグマ
Ττタウ
Υυウプシロン
Φφファイ
Χχカイ
Ψψプサイ
Ωωオメガ
*語末のみς、それ以外はσを用いる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ギリシャ文字」の意味・わかりやすい解説

ギリシャ文字【ギリシャもじ】

ギリシア文字

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android