精選版 日本国語大辞典 「クリーム煮」の意味・読み・例文・類語 クリーム‐に【クリーム煮】 〘 名詞 〙 野菜、肉などをホワイトソースで煮た西洋料理。[初出の実例]「何月生れの、若鶏の、ももの肉の、クリーム煮ってのだよ」(出典:燃ゆる限り(1953‐54)〈佐多稲子〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「クリーム煮」の意味・わかりやすい解説 クリーム煮くりーむにlégumes à la crème フランス語 おもに野菜をゆでる、煮るなど加熱して、ベシャメルソースなどで煮たり、和(あ)えたりする野菜調理法の一種である。材料としては、メキャベツ、カリフラワー、シャンピニヨン、ブロッコリーなどがソースによくあう。ソースに生クリーム、卵黄などを加えて、さらに味と光沢のあるソースにすることもある。クリーム煮は肉や魚料理の付け合せにするのが一般的であるが、卵、魚、貝類などを加えて、独立した料理として供することもできる。この料理は熱いうちに食べることがたいせつで、冷めるとソースが固くなり味が落ちる。[小林文子][参照項目] | ベシャメルソース 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例