中国の花茶(ホワチャー)の代表的なもの。花茶は、おもに緑茶に花の香りを移し、茶香を強化したものであり、その製法は古く宋(そう)代に発明された。花には茉莉花(マツリカ)のほかに、桂花(コイホワ)(モクセイ)、クチナシ、バラなどがある。ジャスミン属のマツリカは、早く中国に移植され、世界の栽培面積の3分の2は中国が占める。開花直前のつぼみを摘み取り、夜、花弁が開き始めて香りが漂い出したとき、茶葉に混ぜる。良質のものは、花をかえてこの工程を繰り返し、花香を茶に薫着させる。おもな産地は、中国の福建(ふっけん/フーチエン)、浙江(せっこう/チョーチヤン)、江蘇(こうそ/チヤンスー)、広東(カントン)の諸省である。飲み方は、一般的に緑茶と同じだが、現在の中国では丈の高い湯飲みに花茶を直接入れ、これに湯を何度も注ぎ足しながら、香りのなくなるまで賞味する。
[浜口義曠]
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…江蘇省太湖の洞庭山の畑で摘まれる碧螺春(ピールオチユン),四川省峨嵋(眉)山の峨眉峨蕊(オーメイオールイ)茶,同じく四川省蒙山山頂の蒙頂(モンテイン)茶,江西省廬山の廬山雲霧(ルーシヤンユンウー)茶などは,ほとんどが一心一葉の若芽を原料とする高級茶として知られる。このほか,有名な中国緑茶にはジャスミン茶その他の花(ホワ)茶がある。緑茶にジャスミン,モクセイ,バラ,ラン,クチナシなどの花を加えて香りをつけた茶で,日本でも愛好する人は少なくない。…
※「ジャスミン茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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