ジンテーゼ

デジタル大辞泉 「ジンテーゼ」の意味・読み・例文・類語

ジンテーゼ(〈ドイツ〉Synthese)

総合2

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精選版 日本国語大辞典 「ジンテーゼ」の意味・読み・例文・類語

ジンテーゼ

〘名〙 (Synthese)
論理学で、単一から複合へ、一般から個別へ、原理から適用へ、原因から結果へと導くような演繹的な推理法。
哲学で、思想の各要素を論理的に結合して統一すること、およびその結果。カントでは、直観悟性形式によって結合する先天的総合と、経験判断のような経験的総合とがある。ヘーゲル弁証法では、新しい高次の概念によって、二つの対立概念を統合すること。総合。
※妹と脊鏡を読む(1887)〈石橋忍月〉二「小説は処世上に『シンテゼー』(応用保合)の効能ある者なり」

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