チョップ

精選版 日本国語大辞典 「チョップ」の意味・読み・例文・類語

チョップ

〘名〙 (chop)
肋骨のついた豚・羊・子牛などの厚切りの肉。また、それの焼肉料理
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「ボイは負けぬ気で鴨のロースか小牛のチャップ抔(など)は如何ですと云ふと」
テニス卓球で、斜めに鋭く切るようにして、逆回転をかけて返球する打法スライス。〔モダン新用語辞典(1931)〕
ボートで、オールのブレードを幾分伏せ気味にして、水を切断するように水中に入れること。
ボクシングで、上からの短く鋭い一撃。
プロレスリングで、手刀で切るようにして強く打つこと。
※危険な女(1961)〈中田耕治〉午後九時五十二分「左でチョップ、右の拳を遠藤に叩きこんだ。チョップがきいた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「チョップ」の意味・読み・例文・類語

チョップ(chop)

あばら骨のついた豚肉羊肉。また、その肉を焼いた料理。「ポークチョップ
テニスなどで、バウンドした球の下部を、斜めに鋭く切るように打つこと。チョップストローク。カッティングカット
ボクシングで、上からたたき切るように打つこと。
プロレスで、平手で切るようにして鋭く打つこと。「空手チョップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android