一太郎(読み)イチタロウ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一太郎」の解説

一太郎 いちたろう

1833-? 江戸時代後期の農民の子。
天保(てんぽう)4年生まれ。阿波(あわ)(徳島県)重清(しげきよ)村の孝子。天保13年上郡一揆(かみごおりいっき)で捕らえられた父与一の赦免を徳島藩庁へ嘆願し,讃岐(さぬき)の金刀比羅宮(ことひらぐう)に7回詣(もう)でる。その孝心藩主の耳に達し,父は死罪を減じられて島流しとなった。のち父をしたって孤島にわたったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む