問題史(読み)モンダイシ

精選版 日本国語大辞典 「問題史」の意味・読み・例文・類語

もんだい‐し【問題史】

  1. 〘 名詞 〙 歴史学の研究方法、また叙述形式の一つ。特定の素材時期に固着せず、社会の諸事象の明確に限定された一側面をかなりの時間的な幅で取り扱い、その歴史的変化を捉えようとするもの。時代史・地域史・伝記などに対する。
    1. [初出の実例]「近来は連りに問題史的考察といふことが強調せられ」(出典:学生と教養(1936)〈鈴木利貞編〉教養としての哲学〈桑木厳翼〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む