中華麺(めん)をつくるときに用いるアルカリ性の水のこと。鹹水、乾水、漢水などとも書く。小麦粉をこねるとき梘水を使うと、アルカリ性によってグルテンがよく形成され、粘弾性が増し、食感をよくする。また伸展性も増す。アルカリ性になるため、小麦粉の色素(フラボノイド)は、中華麺独特の黄色に発色する。梘水は食品衛生法により食品添加物に指定されており、とくに検定が必要と定められている。元来は天然に産するものを用いていたが、現在は炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの薬品を水に溶かした人工の梘水が用いられている。天然産のものは採取場所によってその成分は異なるが、主成分は炭酸カリウム、炭酸ナトリウムである。
[河野友美・山口米子]
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...