赤血球に作用し,その膜を破壊し,ヘモグロビンを遊出させる物質をいう.溶血反応を引き起こす抗体や,ある種の細菌の分泌する毒素がこれに属し,前者を免疫溶血素,後者を細菌性溶血素ともいう.免疫溶血素は異種赤血球を抗原として動物を免疫したときに血清中に生じる抗体で,補体の存在下で赤血球を溶血する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...