生体適合材料(読み)セイタイテキゴウザイリョウ

デジタル大辞泉 「生体適合材料」の意味・読み・例文・類語

せいたいてきごう‐ざいりょう〔セイタイテキガフザイレウ〕【生体適合材料】

⇒生体材料

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百科事典マイペディア 「生体適合材料」の意味・わかりやすい解説

生体適合材料【せいたいてきごうざいりょう】

人工臓器,人工骨や人工歯根など,生体に埋め込まれて使用される材料。毒性がないことはもちろん,拒否反応を起こさせず,しかも長期にわたって劣化や分解などが行われないような性質が求められる。金属系,セラミック系,有機系などの種類がある。金属系材料としては,ステンレス鋼,チタン合金,コバルト−クロム系合金が人工骨や人工関節に,金や銀の合金が歯科用に使われる。セラミック系には,人工歯根,人工骨などの材料として使われる水酸アパタイトやニューガラスがある。有機系は,有機高分子材料による人工乳房や人工血管,人工皮膚などさまざまなものが開発されているが,生体内で完全な機能を果たす人工臓器はまだ開発されていない。→バイオセラミックス

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生体適合材料」の意味・わかりやすい解説

生体適合材料
せいたいてきごうざいりょう
biocompatible material

バイオマテリアルともいい,生体耐久性材料,生体内分解性材料,生体細胞利用材料などに大別される。人工臓器の開発が進んでいるが,生体適合材料はこれを可能にしているもので,それぞれの部位に要求される機能,特性を具備することとともに,生体内に埋植されて拒絶反応を起こさないこと,すぐれた耐久性と耐摩耗性をもっていること,血栓をつくりにくいこと,有害だったり,発癌性をもっていたりしないこと,などが欠かせない要件になっている。

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