ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「畠山義深」の意味・わかりやすい解説
畠山義深
はたけやまよしふか
[没]天授5=康暦1(1379).1.12.
南北朝時代の武将。家国の子,関東執事国清の弟。兄国清とともに鎌倉にいたが,正平 16=康安1 (1361) 年,関東公方足利基氏に追われた兄とともに伊豆に走り,修善寺などに城を構えて対抗した。翌年降伏したが,処罰を恐れて逃亡。のち京都で義詮に属した。正平 21=貞治5 (66) 年,斯波氏失脚の跡を襲って越前守護に補せられた。
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