疫学調査(読み)エキガクチョウサ(その他表記)epidemiological research

デジタル大辞泉 「疫学調査」の意味・読み・例文・類語

えきがく‐ちょうさ〔‐テウサ〕【疫学調査】

地域集団調査し、病気原因と考えられる要因と病気の発生関連性について、統計的に調査すること。例えば、喫煙者と非喫煙者の肺癌はいがん発生率を比較することで、喫煙によって肺癌になる危険性が何倍になるか調べる。→疫学

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「疫学調査」の意味・わかりやすい解説

疫学調査
えきがくちょうさ
epidemiological research

元来は,感染症流行を調査研究する調査方法であったのが,いまは対象範囲を広げ,多発する健康障害について,その原因や異状状態などを,社会集団を対象として究明する調査方法とされている。環境宿主病原体の3方向から統計学的,病理学的,臨床学的な多様な調査手段を使って,総合的に調査研究を行う調査方法である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

栄養・生化学辞典 「疫学調査」の解説

疫学調査

 疫学で行う調査.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android