異状(読み)イジョウ

デジタル大辞泉 「異状」の意味・読み・例文・類語

い‐じょう〔‐ジヤウ〕【異状】

普通とは違う、悪い状態。「これといって異状は認められない」「異状を呈する」
[類語]異常特異異例非常別条不自然不順変調変ちくりん変てこ変てこりん異様奇異奇妙みょう面妖めんよう不思議不可解不審奇怪奇態風変わり妙ちきりんけったいおかしいおかしな奇天烈きてれつ珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない言語道断無茶めちゃむちゃくちゃめちゃくちゃめちゃめちゃ滅法法外無理乱暴無体理不尽非理不当不条理不合理非合理狂的変則的変則変格破格イレギュラー珍しいれる外れる脱線狂い踏み外す逸脱ずれるずれ型破り例外例外的格外

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「異状」の意味・読み・例文・類語

い‐じょう‥ジャウ【異状】

  1. 〘 名詞 〙 異常な状態。普通とはちがったさま、かたち
    1. [初出の実例]「師国朝臣使人告叡子内親王〈法皇女、皇后所生、年十四〉異状」(出典台記‐久安四年(1148)一二月八日)
    2. 「咸(ことごと)く同く一類にして形異状(イシャウ)無し」(出典:私聚百因縁集(1257)四)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐石硯詩〕

異状の語誌

→「いじょう(異常)」の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android