語り手(読み)カタリテ

百科事典マイペディア 「語り手」の意味・わかりやすい解説

語り手【かたりて】

主に小説の技法的な側面を論じる際に用いられる批評概念。英語ではnarrator。一連出来事を物語る行為を引き受ける人,あるいはテキストの機能。語り手と物語世界の距離の問題,作者視点の問題,語り手と作者の関係,語り手と読者の関係,語りの構成など,多様な角度からの研究がある。近代小説の発生以来,実作においては様々な語りの実験がなされてきたが,批評家による研究・分析が進んだのは,W.ブース《フィクション修辞学》(1961年),G.ジュネットの物語論(1972年)以降。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む