間接分析(読み)カンセツブンセキ

デジタル大辞泉 「間接分析」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐ぶんせき【間接分析】

化学分析で、目的物質の性質・量などを、他の物質と反応してできた物質を分析することで間接的に推定する方法

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精選版 日本国語大辞典 「間接分析」の意味・読み・例文・類語

かんせつ‐ぶんせき【間接分析】

  1. 〘 名詞 〙 化学分析で、試料試薬との化学反応を間接的に観察し、あるいは間接的な操作関係を用いて物質を分析、定量すること。

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化学辞典 第2版 「間接分析」の解説

間接分析
カンセツブンセキ
indirect analysis

求める成分または物質を直接ではなく,ほかの物質などを測定して間接的に定量する分析法.たとえば,硫酸銅水和水を測定する場合,試料をひょう量したのち,加熱脱水してからふたたびひょう量して,その減量硫酸銅の水和水として計算する場合や,カルシウムシュウ酸カルシウムとして沈殿分離したのち,硫酸に溶解して過マンガン酸カリウム標準溶液で遊離したシュウ酸滴定して,間接的にカルシウムの定量を行う.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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