黄槿（読み）ハマボウ

デジタル大辞泉

はま‐ぼう【黄^＝槿】

アオイ科の落葉低木。関東以西の海岸に自生し、高さ約2メートル。葉は円形で、裏面に白い毛が密生。夏、黄色の漏斗状の5弁花を開く。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

はま‐ぼう【黄槿】

〘名〙

① アオイ科の落葉低木。本州の三浦半島以西、四国、九州、沖縄の暖地の海岸に生える。高さ約二メートル。若枝、葉裏、果実には白い軟毛を密生する。葉は互生して柄をもち、ほぼ円形で縁に鋸歯(きょし)がある。夏、枝先の葉腋に径約五センチメートルの漏斗状の五弁花をつける。花は黄色で中心が暗紅色を帯び一日でしぼむ。きむくげ。はまぼ。〔日葡辞書（1603‐04）〕

② 植物「はまごう（蔓荊）」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙（1847）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

黄槿 (ハマボウ・キムクゲ)

学名：Hibiscus hamabo
植物。アオイ科の落葉低木

黄槿 (ハマボウ)

植物。クマツズラ科の落葉低木,園芸植物,薬用植物。ハマゴウの別称

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」