たんとう‐しゃ(タンタウ‥)【担当者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある仕事を受け持って行なう人。担当する人。受け持ち人。担当。[初出の実例]「この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者」(出…
たんぼう‐しゃ(タンバウ‥)【探訪者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「たんぽうしゃ」とも ) ある物事の真相をさぐるために歩きまわる人。警察や新聞社などの外回りの仕事を担当している人。探訪員。探訪…
ちょさく‐しゃ【著作者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 著作物を作成する人。著作をする人。また、著作した人。[初出の実例]「其小説は美術にあらねば其著作者も美術家たる驕号をしも得る由なか…
あばれ‐もの【暴者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱暴な行動をする者。無法な行為をする者。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「妾(わた)くしの暴れものは本島さんが能く御存じです」(…
あるなし‐もの【有無者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あってもないような人。あってもなくても顧みられない者。無視される人。有って無かしもの。[初出の実例]「後には有なしもののやうに、深…
あわて‐もの【慌者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① よくあわてる者。落ち着きのない人。そそっかしい人。また、気の早い人。〔語彙(1871‐84)〕[初出の実例]「東京のあわて者だわ。もう辷…
ひがい‐しゃ【被害者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 天災、人災などによって損害を受けた人。[初出の実例]「彼の武士は勿論其被害者たる農工商の人民すら」(出典:将来之日本(1886)〈徳富…
ひぎ‐しゃ【被疑者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 捜査機関によって犯罪の嫌疑(けんぎ)を受けているが、公訴の提起を受けていない者。まだ起訴されていない者。起訴後は被告人と呼ばれる。…
はさん‐しゃ【破産者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 破産宣告を受け、破産の手続が行なわれている者。破産財団に属する財産を管理・処分する権能がない。破産債務者。破産家。〔商法(明治三…
はし‐もの【愛者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いとしい人。かわいく思う人。[初出の実例]「つぎねふ 山城川に 蜻蛉(あきつ) 嚔(はな)ふく 嚔ふとも 我が波之毛之(ハシモの)に 逢はずは…
はたらき‐もの【働者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よく働く人。事をたくみに処理できる人。力量のある人。また、働き手。[初出の実例]「今は其様な不届者をば、器量者の才覚者の働者(ハタ…
ひねくれ‐もの【捻者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 性質がねじけていてすなおでない人。ひねれもの。ひねくれや。[初出の実例]「褊狭者(ヒネクレモノ)の主筆が」(出典:病院の窓(1908)〈…
ひょうきん‐もの(ヘウキン‥)【剽軽者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひょうきんな人。気軽でおどける人。[初出の実例]「さるひょうきんもの、けいせいぐるひに身をやつし」(出典:咄本・日待ばなしこまざら…
ひょうげ‐もの(ヘウゲ‥)【剽者・剽物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひょうきんな人。おどけた言動をする人。また、比喩的に、おもしろい形の物。[初出の実例]「せと茶椀、ひつみ候也、へうけもの也」(出典…
びょうしん‐もの(ビャウシン‥)【病身者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 病身である人。病気がちな人。[初出の実例]「その面の疵で売り物なるものか。野玉に遣るにも病身者(ビャウシンモノ)」(出典:歌舞伎・謎…
はいぐう‐しゃ【配偶者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夫婦の一方を他方から見ていう。夫から見れば妻、妻から見れば夫のこと。法律的には、配偶者たる身分は婚姻によって取得し、婚姻の解消に…
ばか‐もの【馬鹿者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ばかな者。愚かな人。うつけもの。また、そのような者をののしっていう語。[初出の実例]「いかなる馬鹿者ぞ」(出典:太平記(14C後)…
ねだり‐もの【強請者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物をねだる人。言いがかりをつけ金品をまきあげる人。ゆすり。ねだれびと。ねだれもの。[初出の実例]「あのつれあひ窂人はねだりものなれ…
ねれ‐もの【練者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ねれけもの(練気者)[初出の実例]「日本にてねれものとて、損もせず急に徳をもとらぬがてんの、じちめなる思案一生出世はせぬものなり…
ねんぶつ‐しゃ【念仏者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 念仏を唱える人。念仏する者。また、念仏宗の信者。[初出の実例]「称二念仏者一著二黒衣一之輩、近年充二満都鄙一」(出典:吾妻鏡‐嘉禎元…
じ‐しゃ(ヂ‥)【地者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 山伏と同じような行者の一種。一説に、巫女(みこ)の一種とも。地者①〈七十一番職人歌合〉[初出の実例]「地しゃ。あらおんかなかな。二所…
ししょう‐しゃ(シシャウ‥)【死傷者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 死者と負傷者。[初出の実例]「多数の死傷者を生じて前進を継続することを得ず」(出典:官報‐明治三七年(1904)五月二九日)[その他の文献…
こんやく‐しゃ【婚約者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 結婚の約束をした相手の人。婚約をかわした相手。フィアンセ。
ざいしょ‐もの【在所者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田舎の人。田舎者。[初出の実例]「なりひのもとへ蓑笠でゆく 黒主を在所者にはたとへたり」(出典:俳諧・投盃(1680)六)
さいむ‐しゃ【債務者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 債権者に対して給付の義務をもつ者。⇔債権者。[初出の実例]「債権者は債務者の承諾を要せずして」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890…
しあわせ‐もの(しあはせ‥)【仕合者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幸運な人。運のよい人。果報者。[初出の実例]「長き思ひを今宵は霽(はら)す。日本開基の仕合者(シアハセモノ)。あやかれ御台と戯れて行く…
さしで‐もの【差出者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 出過ぎた言動をする人。でしゃばり。さしで。[初出の実例]「焦蹈が状元及第したれば好事のことこのみのさしで者あり、詩を作たぞ」(出典…
うわ‐もの(うは‥)【上者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 遊女などで、値の高い者。じょうもの。⇔下者。② 江戸時代、奉行所の法廷で、評席と呼ばれた上椽(うわえん)(=下通)、上通(うわどおり)…
えいがく‐しゃ【英学者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 英語学、英文学などイギリスに関する学問を専門とする学者。[初出の実例]「蘭学者でもなければ英学者でもない」(出典:福翁自伝(1899)…
いれい‐じゃ(ヰレイ‥)【違例者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「いれいしゃ」とも ) 病気の人。特に、ハンセン病の患者をいった。[初出の実例]「いれいじゃのつゑにて打にける」(出典:説経節・あい…
ゆぎょうしゃ【遊行者】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばいぼくしゃ【売卜者】
- 改訂新版 世界大百科事典
一者 いっしゃ to hen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- プラトン,プロチノス哲学において,世界の根源をなす第一の,最高の原理をいう。ここから,一ならざるもの,すなわち多者が発出する。これは近世形…
ようき‐もの(ヤウキ‥)【陽気者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 性質や気分が明るくてにぎやかな人。はでな気質の人。また、元気者。[初出の実例]「にぎりこぶしあぐる蕨や陽気もの〈恭長〉」(出典:俳…
よう‐じゃ(ヤウ‥)【養者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 八卦忌(はっけいみ)の吉方(えほう)の一つ。第一の「生気(しょうげ)」に準じて、新春行事や通過儀礼などの、物事の始まりに関して吉とされ…
よそ‐もの【他所者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「よそもん」とも ) よその土地から移り住んだ者。他国者。また、仲間はずれの者。[初出の実例]「すこし毛色の変った他所者(ヨソモノ)…
らいほう‐しゃ(ライハウ‥)【来訪者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たずねて来た人。訪問者。来訪人。[初出の実例]「来訪者に対しては、〈略〉総て肺患者の家にて出されたる食物を食ふべからずと医者は命令…
もんじ‐しゃ【文字者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字をよく知っている人。学問・教養のある人。〔日葡辞書(1603‐04)〕
やまが‐もの【山家者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山家育ちの人。山家に住む人。山里びと。山がつ。[初出の実例]「姿こそ山家ものとてあなづらめ心の楽はなに都人」(出典:狂歌・吾吟我集…
みれん‐もの【未練者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 事にまだ熟練していない人。未熟な人。[初出の実例]「わとのは未錬ものぢゃほどになんにもなさぬぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)…
めい‐しゃ【明者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 賢明な人。知恵のある人。[初出の実例]「明者(メイシャ)視二於無一レ形〔臣軌〕」(出典:文明本節用集(室町中))「明者だてをしては道を…
ふぎ‐もの【不義者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 道義にはずれたことをする人。特に、男女の関係で、道義にはずれた関係を持つ者。[初出の実例]「不義者は私でござる」(出典:歌舞伎・和…
ぶげん‐しゃ【分限者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 分限の人。金持。富豪。富限者。ぶげんもの。[初出の実例]「さらば雍歯に所領う取らせて、ぶげんしゃになされいそ」(出典:寛永刊本蒙求…
へつらい‐もの(へつらひ‥)【諂者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 へつらいをいう者。気に入られようと相手の機嫌を取る者。おべっか者。[初出の実例]「百ぬらりのうそつき、追従らしきへつらひものなりけ…
ほうろう‐しゃ(ハウラウ‥)【放浪者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 放浪生活をする人。[初出の実例]「所謂自然生(じねんじょ)の放浪者」(出典:雲は天才である(1906)〈石川啄木〉二)
ふつつか‐もの【不束者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ゆき届かない人。無骨な人。[初出の実例]「娘小雛の事は、生れつきましての、〈略〉不束者(フツツカモノ)」(出典:歌舞伎・桜姫東文章(1…
ぶへん‐もの【武辺者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ぶへんしゃ(武辺者)[初出の実例]「世にかくれなきぶべん者(モノ)」(出典:浮世草子・武家義理物語(1688)二)
へいほう‐しゃ(ヘイハフ‥)【兵法者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「へいほうじゃ」とも ) 剣術など、武芸に巧みな者。兵法人。兵法つかい。ひょうほうしゃ。〔天正本節用集(1590)〕
りはつ‐もの【利発者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 利発な人。利発人(りはつじん)。利口者。りはつじゃ。[初出の実例]「ならびなきりはつものなれど、とく人にうけられもせぬよと、あはれが…
ろう‐さ(ラウ‥)【老者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ろうしゃ(老者)[初出の実例]「いとけうあることいふらうさたちかな」(出典:蓬左文庫本大鏡(12C前)一)