りゃく‐めい【略名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 略式の名称。正式の名称の一部分を省くなどして簡単にした名。略称。[初出の実例]「徳球氏となると実在の人物の略名で」(出典:鉛筆ぐら…
めい‐きょう(‥ケウ)【名教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のふみ行なうべき道を明らかにする教え。すぐれた聖人の教え。また、儒教の教え。[初出の実例]「算取重陽名教楽、此生長断レ茹二霊芝一…
めい‐けん【名賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた賢人。名高い賢者。[初出の実例]「名賢襟度別、雅淡似二僧家一」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)趙推官舎人茶屋)[その他の文…
めい‐しゅ【名珠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「めいじゅ」とも ) 名高い玉。世によく知られている、すぐれた宝玉。[初出の実例]「ヲレイニワ meixuuo(メイシュヲ) タテマツラウズル…
めい‐しゅ【名酒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い酒。世間によく知られた、味のいい酒。名代(なだい)の酒。銘酒。[初出の実例]「兵衛佐殿入夜来賀之時、折并樽持二参之一、外有二一…
めい‐やく【名薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い薬。よくきくという評判の高い薬。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔宋史‐楊徽之伝〕
ななし‐ぐさ【名無草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名のない草。名もなくつまらない雑草。[初出の実例]「歩み苦しき枯れ野辺は、あれど甲斐なきななしぐさ」(出典:浄瑠璃・吉野忠信(1697…
とお‐な(とほ‥)【遠名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 広く世間に知れわたっている名。遠くまで広まっている評判。[初出の実例]「真野の池の小菅を笠に縫はずして人の遠名(とほな)を立つべきも…
きみ‐な【公名・君名・卿名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きみ」は公卿(くぎょう)の意 ) 天台宗などで、公卿・殿上人の子息を弟子とする場合、まだ得度していない児童に父の職名をつけて、大…
きょう‐みょう(キャウミャウ)【狂名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きょうめい(狂名)[初出の実例]「『あなたの御狂名(ケウメウ)は』『わっちゃア十返舎一九と申やす』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛…
きょう‐めい(キャウ‥)【狂名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狂歌の作者としての号。きょうみょう。[初出の実例]「ゑびす歌も悪凶事に及んでは、皆な連中をまぬがれ、会へも不レ出して狂名(きゃうめ…
こん‐めい【諢名・混名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 戯れやあざけりの意味でつけ、また愛称としてつける異名。あだな。[初出の実例]「エヂンバラの学院にありし時、ゼグリークブロックヘード…
さい‐みん【斎名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雅号などの何々斎という名。もとは僧侶が法名のほかに付けたものだが、後に俗人も用いるようになった。また、広く軒号・院号・庵号をも指…
た‐みょう(‥ミャウ)【他名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ほかの名。別名。〔運歩色葉(1548)〕 〔容斎四筆‐巻一五・官称別名〕② 他家の名跡(みょうせき)。
そう‐みょう(‥ミャウ)【総名・惣名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 同種、同類、または、近接する事物を一つにまとめて呼ぶ名称。総称。[初出の実例]「北杣者惣名也、此内処々皆有二別称一。所謂玉滝・湯…
しつ‐めい【失名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名前がわからないこと。名を忘れること。[初出の実例]「くはしくは失名したが〈略〉『自修舎』といふやうな一棟の長屋があり」(出典:女…
名臣 めいしん
- 日中辞典 第3版
- 名臣míngchén.
名峰 めいほう
- 日中辞典 第3版
- 名峰míngfēng,秀峰xiùfēng,名山míngshān.
名薬 めいやく
- 日中辞典 第3版
- 名药míngyào,有名的特效药yǒumíng de tèxiàoyào.⇒くすり(薬)
薬名 やくめい
- 日中辞典 第3版
- 药名yàomíng.
―ドメイン名 ドメインめい
- 日中辞典 第3版
- 〈電算〉域名yùmíng.
【華名】かめい
- 普及版 字通
- 名誉。字通「華」の項目を見る。
名 常用漢字 6画
- 普及版 字通
- [字音] メイ[字訓] な・なだかい・ほまれ・もじ[説文解字] [金文] [字形] 会意夕()+口。口は(さい)、祝を収める器。子が生まれて三月になると、…
【名顕】めいけん
- 普及版 字通
- 著名。字通「名」の項目を見る。
【名指】めいし
- 普及版 字通
- くすり指、無名指。字通「名」の項目を見る。
【名辞】めいじ
- 普及版 字通
- 事物の名。字通「名」の項目を見る。
【名相】めいしよう
- 普及版 字通
- 名宰相。字通「名」の項目を見る。
【名帖】めいじよう
- 普及版 字通
- 名刺。字通「名」の項目を見る。
【名族】めいぞく
- 普及版 字通
- 名高い家柄。字通「名」の項目を見る。
【名塗】めいと
- 普及版 字通
- 高位。字通「名」の項目を見る。
【名問】めいぶん
- 普及版 字通
- 世評。字通「名」の項目を見る。
【辟名】へきめい
- 普及版 字通
- 偽名。字通「辟」の項目を見る。
【徼名】きよう(けう)めい
- 普及版 字通
- 名声を求める。〔漢書、揚雄伝上〕雄~嗜欲少なく、富貴にたらず、賤に戚戚たらず。隅を修めて、以て名を當世に徼めず。字通「徼」の項目を見る。
【盗名】とう(たう)めい
- 普及版 字通
- 名声をぬすみとる。明・方孝孺〔黙山精舎記〕(いやし)くも其の無くして其の位に居るを樂しむは、是れ祿を竊むなり。其のを以てせずして自ら隱に肆(ほ…
【得名】とくめい
- 普及版 字通
- 名声を得る。〔中庸、十七〕大は必ず其の位を得、必ず其の祿を得、必ず其の名を得、必ず其の壽を得。故に天の物を生ずる、必ず其の材に因りて篤(あつ…
【弔名】ちようめい
- 普及版 字通
- みだりに名を求める。字通「弔」の項目を見る。
官名 かんめい
- 日中辞典 第3版
- 官衔guānxián.
【昇名】しようめい
- 普及版 字通
- 奏名。字通「昇」の項目を見る。
な‐もじ【名文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名を表わす文字。[初出の実例]「封の結び目に、故治部卿のぬしのみなもじよりつけたり」(出典:浜田本宇津保(970‐999頃)蔵開上)
なぐさ【名草・菜草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀伊国(和歌山県)の旧郡名。明治二九年(一八九六)海部(あま)郡と合併して海草郡となる。
みょう‐ちょう(ミャウチャウ)【名帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ⇒めいちょう(名帳)② 名を列記した帳簿。めいちょう。[初出の実例]「神明の数を注たりけるには、〈略〉其名帳(ミャウチャウ)の中に」(…
【揚名】よう(やう)めい
- 普及版 字通
- 名をあげる。〔孝経、開宗明義章〕身を立てを行ひ、名を後世に揚げ、以て母を顯(あら)はすは、孝のりなり。字通「揚」の項目を見る。
【聯名】れんめい
- 普及版 字通
- 名を連ねる。字通「聯」の項目を見る。
薬師丸名やくしまるみよう
- 日本歴史地名大系
- 大分県:杵築市薬師丸名八坂下(やさかしも)庄田所職に付く名田で、田所職を相伝した生地氏の所領であった。正応四年(一二九一)二月八日の八坂下…
吉利名よしとしみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:日置郡日吉町吉利村吉利名中世の日置北(ひおきほく)郷内の名田名で、現在の日吉町吉利が遺称地。日置北郷は元亨四年(一三二四)八月二…
時吉名ときよしみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:川内市時吉名薩摩国建久図田帳には、東郷(とうごう)別符五三町二反のうちとして「時吉十五町 郷司名主在庁道友」と島津庄寄郡の「時吉…
重富名しげとみみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:国分市重久村重富名中世の曾於(そお)(曾野)郡などにあった名。重久(しげひさ)名などと同じく税所氏の所領で、「重」は税所氏の仮名…
名殿村などのむら
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:君津市旧望陀郡地区名殿村[現]君津市大戸見旧名殿(おおとみきゆうなどの)四町(よまち)村の東、小櫃(おびつ)川右岸に立地。南東の高…
かんめい【官名】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- an official title官名を偽るassume an official title spuriously/lie about one's official position/assume a false title
京泊名きようどまりみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南高来郡南串山町南串山村京泊名[現]南串山町京泊名南串山村の西部に位置し、北部中央に深い入江がある。その西手に国崎(くにさき)半島…