さお‐いし(さを‥)【竿石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 石灯籠(いしどうろう)などの、台石の上の火袋などをささえる柱状の細長い石。さお。[初出の実例]「石燈籠一基あり。〈略〉竿石に文字あ…
さかもと‐いし【坂本石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 高知県室戸市室戸岬町の坂本から切り出される紫色の石。硯(すずり)の材料にされる。
さく‐いし【佐久石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 長野県佐久市大沢から切り出す淡灰緑色の安山岩。
そせき【疎石】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒むそうそせき(夢窓疎石)
そで‐いし【袖石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石段の左右に置いた石。耳石。
せき‐はい【石肺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 職業病の一つ。鉱山、工場などで発生した鉱物性のほこりを長い期間吸入したために、それが肺に沈積して病的な変化を起こしたもの。塵肺の…
せき‐ひょう(‥ヘウ)【石標】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文字などを刻んで立て、場所の目印とする細長い石。[初出の実例]「是より高野の大門まで、百廿町あり。毎町、石表あり」(出典:己巳紀行…
せき‐ふん【石糞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 馬・牛・羊・猪・鹿・豚などの腹中に生じる結石様のもの。馬の玉。〔本草綱目訳義‐五〇・獣(古事類苑・動物一)〕
せき‐やく【石薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 周礼にいう五薬の一つ。石で薬となるもの。[初出の実例]「知光朝臣来、着二薬口辺、及頸前一、石薬也」(出典:台記‐康治元年(1142)一〇…
せき‐らん【石欄・石闌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石でつくった欄干(らんかん)。[初出の実例]「石欄に蠅一ツゐて長閑なる」(出典:妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉春)
せき‐らん【石蘭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物「ひとつば(一葉)」の異名。《 季語・夏 》 〔薬品手引草(1778)〕② 植物「うちょうらん(羽蝶蘭)」の異名。《 季語・夏 》 〔…
せき‐るい【石塁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石のとりで。岩石で築いた城塁。[初出の実例]「せきるい高くつき上たり」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三)「石塁は出来ているけれど…
せっ‐きょう(セキケフ)【石&JISF972;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「かめのて(亀手)」の漢名。
せっ‐きょう(セキケウ)【石&JIS9899;】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 高い岩山道。[初出の実例]「石嶠苔深春逕滑、香城地窄暮天寛」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・春日遊寺〈藤原基俊〉)
せっけん‐せき(セキケン‥)【石鹸石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 滑石の一種。石鹸のようになめらかでやわらかく、乾燥すると固くなる。ふつうは灰色。〔鉱物字彙(1890)〕
せん‐ごく【千石・千斛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 一石の千倍。約一八〇キロリットル。[初出の実例]「物せんこくつみて候つる也」(出典:古本説話集(1130頃か)六五)「成人の後には、所…
ぞう‐こく【増石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒、醤油(しょうゆ)などの生産高をふやすこと。
よ‐せき【&JISED4E;石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 砒素(ひそ)を含む鉱物の一つ。猛毒で、鼠殺しなどに使われる。〔本草和名(918頃)〕 〔墨子‐大取〕
ろっぽう‐せき(ロクハウ‥)【六方石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「せきえい(石英)」の異称。[初出の実例]「或は六方石のやうに美しく出来た汗と生命の結晶を」(出典:初年兵江木の死(1920)〈細田民…
殺生石 (通称) せっしょうせき
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題狐川今殺生石 など初演宝永1.1(京・亀屋座)
十字石 ジュウジセキ staurolite
- 化学辞典 第2版
- Fe(OH)2・2Al2SiO5.鉄のアルミノケイ酸塩鉱物.変成岩中に産出する.単斜晶系,擬斜方晶系.空間群 C 2/m,格子定数 a0 = 0.783,b0 = 1.650,c0 …
石基 セッキ groundmass
- 化学辞典 第2版
- 一般に,火山岩ははん点状に存在するやや大型の結晶(約0.5 mm 以上)とその結晶をとりまく基地の部分とからなっている.この基地の部分を石基という.…
さら‐いし【皿石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 火口の周辺に見出される皿のような形をした溶岩片。径数センチメートルの板状で、縁がめくれた形をしたもの。阿蘇山中岳火口付近に多い。
せき‐しつ【石質】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 岩石の性質。岩石が結晶質あるいは硬い性質であること。石のたち。[初出の実例]「凡そ石質の薬物と為すべき者甚だ多し」(出典:経済要録…
せき‐じん【石人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石製の人物像。同じく石製の馬その他楯、靫(うつぼ)などとともに古墳の表飾として用いられたものを特に石人石馬と総称する。人物には男女…
せき‐すい【石錐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石器時代の石器の一つ。長さ三センチメートル前後の一端を針状にとがらせた打製石器。頭部を平たくしたものと全体を棒状にしたものとがあ…
せき‐たい【石帯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 朝服用の革の帯の一種。銙(か)と呼ぶ玉や石の飾りを併列してつけるので銙帯(かたい)、銙の材質から玉帯ともいう。銙の形状に方形と円形…
石 常用漢字 5画
- 普及版 字通
- [字音] セキ・シャク[字訓] いし[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 会意厂(かん)+口。厂は崖岸の象。口は卜文・金文の字形によると(さい)に作り…
【万石】ばんせき
- 普及版 字通
- 三公の禄。字通「万」の項目を見る。
【舗石】ほせき
- 普及版 字通
- 敷石。字通「舗」の項目を見る。
【乱石】らんせき
- 普及版 字通
- むら立つ岩。宋・軾〔念奴嬌、赤壁懐古〕詞 亂石雲をし 濤岸を裂く きす千堆の 江山畫の如し 一時多少の豪ぞ字通「乱」の項目を見る。
【巌石】がんせき
- 普及版 字通
- 大きな石。〔史記、高祖紀〕(始皇)東して以て之れを厭(えふ)(まじない)す。高ち自ら疑ひ、して(ばうたう)(二山の名)の山澤巖石のに隱る。呂后…
【石液】せきえき
- 普及版 字通
- 石油。字通「石」の項目を見る。
【石碕】せきき
- 普及版 字通
- 石圻。字通「石」の項目を見る。
【石磯】せきき
- 普及版 字通
- 荒磯。字通「石」の項目を見る。
【石検】せきけん
- 普及版 字通
- 封じ石。字通「石」の項目を見る。
【石杠】せきこう
- 普及版 字通
- 跳石。字通「石」の項目を見る。
【石耳】せきじ
- 普及版 字通
- 石たけ。字通「石」の項目を見る。
【石燭】せきしよく
- 普及版 字通
- 石油。字通「石」の項目を見る。
【石竇】せきとう
- 普及版 字通
- 石穴。字通「石」の項目を見る。
【石洞】せきどう
- 普及版 字通
- 洞窟。〔述異記、下〕武陵源は中に在り。山に他木無く、盡(ことごと)く桃李を生ず。俗に呼んで桃李源と爲す。源上に石洞り、洞中に水り。世に傳ふ、…
【石縫】せきほう
- 普及版 字通
- 石のわれめ。宋・黄公望〔己の画く山水に題す〕詩 醒めて、身世知んぬ、何(いづ)れの處ぞ 穩(しづ)かに見る、飛泉、石の字通「石」の項目を見る。
【石欄】せきらん
- 普及版 字通
- 石闌。字通「石」の項目を見る。
【鐘石】しようせき
- 普及版 字通
- 鐘磬。字通「鐘」の項目を見る。
【磬石】けいせき
- 普及版 字通
- 磬用の石。字通「磬」の項目を見る。
【底石】ていせき
- 普及版 字通
- といし。字通「底」の項目を見る。
【肺石】はいせき
- 普及版 字通
- 提訴者の坐する石。〔周礼、秋官、大司寇〕石を以て窮民をせしむ。そ~上に復(まう)すことらんと欲して、其の長くせざるは、石に立つこと三日ならば…
【発石】はつせき
- 普及版 字通
- 兵器の石落し。字通「発」の項目を見る。
よう‐せき〔ヤウ‐〕【陽石】
- デジタル大辞泉
- 陽物の形の石。陰茎の形をした石。崇拝の対象とされる。
テレビ‐いし【テレビ石】
- デジタル大辞泉
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