しゅん‐そう(‥サウ)【春霜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 春になっておりる霜。春の霜。《 季語・春 》[初出の実例]「春霜や東行庵の片びさし」(出典:山廬集(1932)〈飯田蛇笏〉昭和六年)[その…
そう‐しゅん【送春】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 過ぎ去って行く春を送ること。〔いろは字(1559)〕 〔韓愈‐柳巷詩〕
はる【春】 浅((あさ))し
- 精選版 日本国語大辞典
- 春になってまだ日が浅い。十分に春になっていない。《 季語・春 》[初出の実例]「春あさき篠のまがきに風さえてまだ雪消えぬしがらきの里」(出典:山…
はる‐おみなえし(‥をみなへし)【春女郎花】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「かのこそう(鹿子草)」の異名。《 季語・春 》 〔日本植物名彙(1884)〕
はる‐きょうげん(‥キャウゲン)【春狂言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌舞伎狂言で、諸座が毎年新春に興行する狂言の称。春芝居。初春狂言。江戸では曾我狂言、京坂では二の替わりと称した。[初出の実例]「四…
はる‐ごころ【春心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 春の頃ののどかな心もち。春ごこち。《 季語・春 》[初出の実例]「寐て起きて愚も是や春心〈乙二〉」(出典:俳諧・発句題叢(1820‐23)…
はる‐ごま【春駒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はるこま」とも )① 春、若草を求めて野に遊ぶ馬。また、単に馬の意。《 季語・春 》[初出の実例]「霞たつ野をなつかしみ春駒のあれて…
はる‐ざれ【春ざれ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はるされ」とも )① 春になること。《 季語・春 》[初出の実例]「はるざれはとは、春になればと云ふ心也」(出典:仙覚抄(1269)五)② …
はる‐べ【春方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「はるへ」 )① 春の頃。春さき。春。《 季語・春 》[初出の実例]「波流敝(ハルヘ)咲く藤の末葉のうら安にさ寝る夜そなき子ろをし…
はる‐まき【春巻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国料理の点心の一つ。炒めた肉、えび、野菜などの具を小麦粉の皮に包み、油で揚げたもの。
ばん‐しゅん【万春】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一万回の春。また、いつも変わらない春。永遠の春。[初出の実例]「その宗旨は、梅開に帯せられて万春はやし。万春は梅裏一両の功徳なり」…
春菇 chūngū
- 中日辞典 第3版
- [名]<食材>春のシイタケ.
春天 chūntiān
- 中日辞典 第3版
- [名]春.春季.[発音]chūntianとも.~来了/春が来た.一到~,樱花yīnghuā就…
春头 chūntóu
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>初春.
春晚 chūnwǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]<略>春節交歓の夕べ.“春节联欢晚会Chūnjié liánhuān wǎnhuì…
春小麦 chūnxiǎomài
- 中日辞典 第3版
- [名]春コムギ.春まきコムギ.▶“春麦”とも.
【嚼春】しやくしゆん
- 普及版 字通
- 立春の前日、この日宴する。字通「嚼」の項目を見る。
【含春】がんしゆん
- 普及版 字通
- 春色となる。唐・杜甫〔西閣を離れず〕詩 江柳、時に非ずして發し 江、冷色(しき)りなり 地にして、應(まさ)にるなるべし 臘くして、已に春を含…
【咬春】こう(かう)しゆん
- 普及版 字通
- 立春に大根を食う。〔燕京歳時記、打春〕打春はち立春なり。是の日、富家は多く春餠をふ。女等は多く(らふく)(大根)を買ひて、之れをらふを咬春と…
【開春】かいしゆん
- 普及版 字通
- 春の初め。初春。〔呂覧、開春〕開春始めて雷あるときは、則ち蟄蟲(ちつちゆう)動く。時雨るときは、則ち木す。字通「開」の項目を見る。
【括春】かつしゆん
- 普及版 字通
- 括香。字通「括」の項目を見る。
探春 たんしゅん
- 日中辞典 第3版
- (去郊外)春游(qù jiāowài)chūnyóu.
大春 dàchūn
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>1 春.2 ⇀dàchūn zuòwù【大春作物】
珲春 吉林 Húnchūn
- 中日辞典 第3版
- <中国の地名>琿春(こんしゅん).北朝鮮・ロシアに接する国境開放都市.
【賞春】しようしゆん
- 普及版 字通
- 春遊。字通「賞」の項目を見る。
【鞭春】べんしゆん
- 普及版 字通
- 立春前一日の迎春の俗。〔東京夢華録、六、立春〕立春一日、開封府、春牛をめ、禁中に入りて鞭春す。~春牛を府に置く。至日(はなは)だ早く、府僚打…
【盛春】せいしゆん
- 普及版 字通
- 春も中。字通「盛」の項目を見る。
【春映】しゆんえい
- 普及版 字通
- 春光。字通「春」の項目を見る。
【春煙】しゆんえん
- 普及版 字通
- 春霞。字通「春」の項目を見る。
【春甕】しゆんおう
- 普及版 字通
- 春の酒。字通「春」の項目を見る。
【春禊】しゆんけい
- 普及版 字通
- 三月上巳のみそぎ。〔晋書、礼志下〕儀、季春上巳、官び百姓、皆東水上に禊(みそぎ)す。~魏より以後、但(た)だ三日のみを用ひ、上巳を以(もち)ひず…
【春社】しゆんしや
- 普及版 字通
- 春の農祭。〔礼記、明堂位〕是の故に夏は(やく)し秋は嘗(じゃう)し、は烝し春はす。字通「春」の項目を見る。
【春勝】しゆんしよう
- 普及版 字通
- 春の髪飾り。字通「春」の項目を見る。
【春灯】しゆんとう
- 普及版 字通
- 春の灯。字通「春」の項目を見る。
【春望】しゆんぼう
- 普及版 字通
- 春の眺め。字通「春」の項目を見る。
【春袍】しゆんぽう
- 普及版 字通
- 春衣。字通「春」の項目を見る。
【春務】しゆんむ
- 普及版 字通
- 農事。字通「春」の項目を見る。
【春霧】しゆんむ
- 普及版 字通
- 春霞。字通「春」の項目を見る。
【春流】しゆんりゆう
- 普及版 字通
- 春の川。字通「春」の項目を見る。
【春溜】しゆんりゆう
- 普及版 字通
- 春の水。字通「春」の項目を見る。
【春漏】しゆんろう
- 普及版 字通
- 春の時。字通「春」の項目を見る。
はる‐おみなえし〔‐をみなへし〕【春女=郎=花】
- デジタル大辞泉
- カノコソウの別名。
はる‐ぐもり【春曇(り)】
- デジタル大辞泉
- 春に多い薄曇り。
はる‐とらのお〔‐とらのを〕【春虎の尾】
- デジタル大辞泉
- タデ科の多年草。高さ約10センチ。早春に白色の花が穂状に咲く。ちちのはぐさ。いろはそう。
はる‐なが【春永】
- デジタル大辞泉
- 1㋐日が長く感じられる春の季節。「そこにはいつものどかな―の空気があった」〈寅彦・亮の追憶〉㋑特に年始に、末永いことを祝う語。《季 新年》「―…
はる‐がいとう〔‐グワイタウ〕【春外×套】
- デジタル大辞泉
- ⇒スプリングコート
はる‐もみじ〔‐もみぢ〕【春紅‐葉】
- デジタル大辞泉
- 1 春、草木の赤い新芽が一斉に出て秋の紅葉のように見えること。《季 春》2 春に赤い葉が出る品種のモミジ(カエデ)。
ごしゅん【呉春】
- デジタル大辞泉
- ⇒松村月渓まつむらげっけい
しゅん‐きゅう【春窮】
- デジタル大辞泉
- 晩春、麦の収穫期前に米などが不足すること。春の端境期。《季 春》「―のあまり剃刀研ぎにけり/桂郎」
しゅん‐ぼう〔‐バウ〕【春望】
- デジタル大辞泉
- 春の眺め。春の景色。