きゃく‐ろじ(‥ロヂ)【客路地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 料理屋などで客の通行のために設けた路地。きゃくろうじ。
たい‐かく【対客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 客に対面すること。たいきゃく。〔塵芥(1510‐50頃)〕[初出の実例]「折節対客及二早筆一候」(出典:馬指堂宛芭蕉書簡‐元祿五年(1692)…
たい‐きゃく【大客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 高貴な身分の客。また、大切な客。[初出の実例]「ひまのない旅籠屋奉公、ことにけふは清原様とやら麦藁様とやら、お公家様の大客」(出典…
た‐かく【他客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ほかの人。別の客。たきゃく。[初出の実例]「他客見舞も存知之外衆も有レ之」(出典:卓袋(推定)宛芭蕉書簡‐元祿二年(1689)九月一〇日…
せっ‐かく【雪客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鳥「さぎ(鷺)」の異名。〔元和本下学集(1617)〕 〔図書見聞誌‐巻六・五客図〕
ぜん‐かく【禅客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かく」は「客」の漢音。「ぜんがく」とも )① 参禅している僧侶。禅の修行僧。[初出の実例]「禅客月帰隣寺晩、仙禽浪宿野塘深」(出典…
ちょう‐かく(テウ‥)【釣客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つりをする人。釣人。[初出の実例]「釣客唱レ歌過二晩水一、牧童調レ笛入二秋山一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・八月十五夜翫月〈…
ちょう‐かく(チャウ‥)【聴客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 聴聞する人々。演説などを聞く人々。聴衆。[初出の実例]「近日諸先生明六社を開くを聞き欣然請て聴客の末に加り得益多し」(出典:明六雑…
そん‐かく【尊客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 尊い客人。そんきゃく。[初出の実例]「関白殿有臨時客〈御三条殿〉左右内府為尊客、盃酌及五献」(出典:中右記‐寛治五年(1091)正月二日…
いっ‐きゃく【一客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あるひとりの客。[初出の実例]「仙史此の編を草するの際、一客偸かに之を読み」(出典:柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉二)[その他の文献]…
いん‐かく【隠客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「しょうぶ(菖蒲)」の異名。〔三柳軒雑識‐花客〕
かっ‐こん(カク‥)【客魂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かく」は「客」の漢音 ) 旅人の心。旅の心。きゃっこん。[初出の実例]「客魂易二消滅一、遇レ境独依然」(出典:菅家後集(903頃)東…
かく‐い【客衣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅の衣服。きゃくい。[初出の実例]「対二此兔輪之明一、知二彼客衣之冷一」(出典:詩序集(1133頃)月下客衣冷詩序〈藤原永範〉)[その他…
かく‐きょ【客居】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒かっきょ(客居)
かく‐ちゅう【客中】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅人として他の土地にいる間。旅行中。きゃくちゅう。[初出の実例]「和二藤進士客中遇レ雪見一レ寄、次韻」(出典:田氏家集(892頃)中)…
き‐かく【羈客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅人。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「マルツラバースは異邦の羈客(キカク)、未だ国風に染まざるのみならず」(出典:花柳春話…
さん‐かく【山客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山中に住む人。やまびと。[初出の実例]「山客琴声何処奏、松蘿院裡月明時」(出典:文華秀麗集(818)下・山亭聴琴〈良岑安世〉)[その他の…
とうりゅう‐きゃく(トウリウ‥)【逗留客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旅先で逗留している客。[初出の実例]「秋の蝶最う是迄とあばれ喰 逗留客に味な名が付」(出典:俳諧・武玉川(1750‐76)一三)
よう‐きゃく(ヤウ‥)【洋客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 西洋から日本に来た人。ようかく。[初出の実例]「洋客より直々御伝受御座候諸学科の上にも」(出典:勝海舟宛佐久間象山書簡‐安政三年(18…
ほう‐かく【蓬客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 蓬(よもぎ)が根本から離れて風に吹かれて飛ぶように、あちこちさまよい歩く旅人。[初出の実例]「蓬客等更贈歌三首」(出典:万葉集(8C…
ぼう‐かく【暴客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あばれ者。乱暴者。また、盗賊。[初出の実例]「暴客猾民、殉二不義之富一彌深二慮於貪残一」(出典:本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈…
つう‐きゃく【通客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =つうかく(通客)〔最新百科社会語辞典(1932)〕
做客 zuò//kè
- 中日辞典 第3版
- [動]人を訪問する.客になる.我昨天到一个老朋友家里去~/私はきのう…
客源 kèyuán
- 中日辞典 第3版
- [名](観光・交通などの)顧客層,顧客市場.
客运 kèyùn
- 中日辞典 第3版
- [名]旅客運搬業務.增加车次,缓和huǎnhé~紧张状况/(列車などの)…
门客 ménkè
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>(権勢ある家に住む)居そうろう,取り巻き.食客.
生客 shēngkè
- 中日辞典 第3版
- [名]面識のない客.初対面の客.
熟客 shúkè
- 中日辞典 第3版
- [名]よく来る客.常客.なじみの客.
【奴客】どきやく
- 普及版 字通
- 家奴。字通「奴」の項目を見る。
【畸客】ききやく
- 普及版 字通
- 畸人。字通「畸」の項目を見る。
【客衣】きやくい
- 普及版 字通
- 旅衣。字通「客」の項目を見る。
【客恨】きやくこん
- 普及版 字通
- 客愁。字通「客」の項目を見る。
【客秋】きやくしゆう
- 普及版 字通
- 昨秋。字通「客」の項目を見る。
【客心】きやくしん
- 普及版 字通
- 旅人のこころ。斉・謝〔暫く下都に使して、夜新林を発す~〕詩 大江、日夜にれ 客心、悲しみ未だ央(つ)きず 徒(た)だ念ふ、關山のきを (つひ)に…
【客身】きやくしん
- 普及版 字通
- 異郷の身。唐・杜甫〔春日江村、五首、二〕詩 迢遞(てうてい)(遥かに)三蜀に來り 蹉(さた)たり、(ま)た六年 客身、故にひ 興を發するは林泉よ…
【客饌】きやくせん
- 普及版 字通
- 客の馳走。字通「客」の項目を見る。
【客程】きやくてい
- 普及版 字通
- 旅の道のり。宋・晁補之〔呉松道中、二首、二〕詩 曉路、雨 江、正に飄(ひるがへ)る 天くして、雁聲に (く)れて、客遙かなり字通「客」の項目を…
【客念】きやくねん
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- 客思。字通「客」の項目を見る。
【客兵】きやくへい
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- 駐屯兵。字通「客」の項目を見る。
【客路】きやくろ
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- 旅路。唐・王湾〔北固山の下に次(やど)る〕詩 客路、山の外 行舟、水の字通「客」の項目を見る。
【急客】きゆうきやく
- 普及版 字通
- 不意の客。字通「急」の項目を見る。
【門客】もんきやく
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- 食客。字通「門」の項目を見る。
【喚客】かんかく
- 普及版 字通
- 客をよぶ。字通「喚」の項目を見る。
【帰客】ききやく
- 普及版 字通
- 帰る人。唐・王維〔寒食、(し)上の作〕詩 廣武邊、春にふ 陽の歸客、、巾(きん)を沾(うるほ)す字通「帰」の項目を見る。
【結客】けつきやく・けつかく
- 普及版 字通
- 外客と交わりを結ぶ。多く豪の徒を仲間とするをいう。〔後漢書、劉玄伝〕弟、人のすと爲る。(玄)、結客して之れに報ぜんと欲す。客、法を犯す。、…
【使客】しかく・しきやく
- 普及版 字通
- 使者。〔史記、夏侯嬰伝〕汝陰侯夏侯嬰は、沛(はい)の人なり。沛の廐司と爲る。客をりてるに、沛の泗上亭を(よぎ)り、高と語る。字通「使」の項目を…
【児客】じきやく・じかく
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- こども。字通「児」の項目を見る。
【番客】ばんきやく
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- 外人。字通「番」の項目を見る。
【賽客】さいきやく・さいかく
- 普及版 字通
- 参詣人。字通「賽」の項目を見る。
【朔客】さくきやく・さくかく
- 普及版 字通
- 北方の客。唐・李賀〔申胡子篥(ひちりつ)歌〕詩 客白馬に騎(の)り 劍(けんぱ)纓(らんえい)に懸(か)く字通「朔」の項目を見る。