えん‐かん(‥クヮン)【捐官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 政府に金を納めて官職を買うこと。また、その官職。〔清会典事例‐吏部・除授・捐納候選〕
かん‐もつ(クヮン‥)【官物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 官の所有するもの。官有物。国有物。ひろく、官庫にはいったもの。かんぶつ。[初出の実例]「或限外売買、没二為官物一」(出典:続日本紀…
かん‐りょう(クヮンリャウ)【官領】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おおやけの領地。国の所有する土地。[初出の実例]「畿内に住する諸侯は、所在の散布する官領に移封し」(出典:公議所日誌‐一二・明治二年…
きゅう‐かん(キウクヮン)【九官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙[ 一 ] 中国で舜の時代に定めた九つの官名。司空(総理)、后稷(農政)、司徒(教育)、士(訟獄)、共工(百工)、虞(山林沼沢)、秩宗…
ふ‐かん(‥クヮン)【府官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 国府の官人。[初出の実例]「陸奥国府官大夫介子語第五」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)② 大宰府の官人。[初出の実例]「大宰府言、…
てん‐かん(‥クヮン)【天官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国、周代の六官の一つ。国政を総轄し、宮中事務をつかさどる官の総称。〔礼記‐曲礼下〕② 天子に仕える官吏。また、その職務。[初出の…
ほあん‐かん(‥クヮン)【保安官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [アメリカ] sheriff の訳語 ) アメリカで、選挙されて郡の治安維持にあたる役職。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
ぶんぶ‐かん(‥クヮン)【文武官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文官と武官。[初出の実例]「詔。令三内外文武官。読二習新令一」(出典:続日本紀‐大宝二年(702)七月乙亥)
ほうむ‐かん(ハフムクヮン)【法務官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 旧軍法会議の職員の一つ。検察官の役をする法務部将校。② 古代ローマの執政官。コンスル。
やく‐かん(‥クヮン)【訳官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒やっかん(訳官)
弁務官
- 小学館 和西辞典
- comisionado[da] mf.高等弁務官alto[ta] comisionado[da] mf.
官 常用漢字 8画
- 普及版 字通
- [字音] カン(クヮン)[字訓] つかさ・つかさどる[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 会意宀(べん)+(たい)。〔説文〕十四上に「の君に事(つか)ふる…
【閘官】こうかん(かふくわん)
- 普及版 字通
- 水門を管理する役人。宋・楊万里〔奔牛閘を過(よぎ)る〕詩 春雨未だ多からず、河未だ漲(みなぎ)らず 閘官水を惜しむこと、金樣の如し字通「閘」の…
亓官 Qíguān
- 中日辞典 第3版
- [姓]亓官(きかん)・チーグアン.
捐官 juān//guān
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>金銭を国家に献納して官位を買う.売官売位を受ける.
【倉官】そうかん
- 普及版 字通
- 倉庫係。字通「倉」の項目を見る。
【階官】かいかん
- 普及版 字通
- 官級。字通「階」の項目を見る。
先行官 xiānxíngguān
- 中日辞典 第3版
- [名](旧時の戯曲や小説で)先頭部隊の指揮官;<転>先陣の役割を担うもの.运输yùnshū、通迅tōngx&…
显官 xiǎnguān
- 中日辞典 第3版
- [名]地位の高い官(職).顕官.~达宦dáhuàn/高位高官.
县官 xiànguān
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>県知事.県の長官.
派官 pài//guān
- 中日辞典 第3版
- [動]官吏を派遣〔任命〕する.
【豎官】じゆかん
- 普及版 字通
- 宦官。字通「豎」の項目を見る。
【寺官】じかん
- 普及版 字通
- 寺の役人。字通「寺」の項目を見る。
【冷官】れいかん
- 普及版 字通
- 閑職。字通「冷」の項目を見る。
【歴官】れきかん
- 普及版 字通
- 歴任する。字通「歴」の項目を見る。
长官 zhǎngguān
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>(行政機関や軍隊の)長官,上官.
【蜜官】みつかん
- 普及版 字通
- 蜜蜂。字通「蜜」の項目を見る。
【贓官】ぞうかん
- 普及版 字通
- 贓吏。字通「贓」の項目を見る。
【台官】だいかん
- 普及版 字通
- 尚書。字通「台」の項目を見る。
【官暇】かんか
- 普及版 字通
- 公休。字通「官」の項目を見る。
【官銜】かんがん
- 普及版 字通
- 新旧の官。字通「官」の項目を見る。
【官挙】かんきよ
- 普及版 字通
- 官名呼称。字通「官」の項目を見る。
【官賞】かんしよう
- 普及版 字通
- 恩典。字通「官」の項目を見る。
【官船】かんせん
- 普及版 字通
- 御用船。字通「官」の項目を見る。
【官茶】かんちや
- 普及版 字通
- 専売茶。字通「官」の項目を見る。
【官牒】かんちよう(くわんてふ)
- 普及版 字通
- 官爵の名簿。〔後漢書、李固伝〕辟召する、~或いは富室財賂、或いは子壻婚屬、其の列して官牒に在る、て四十九人なり。字通「官」の項目を見る。
【官飯】かんぱん
- 普及版 字通
- 給食。字通「官」の項目を見る。
【官府】かん(くわん)ぷ
- 普及版 字通
- 役所。政府。〔墨子、尚賢中〕關市山林澤梁の利を收斂し、以て官府を實(みた)す。字通「官」の項目を見る。
【官賦】かんぷ
- 普及版 字通
- 租税。字通「官」の項目を見る。
【日官】につかん
- 普及版 字通
- 暦官。字通「日」の項目を見る。
【熱官】ねつかん
- 普及版 字通
- 盛官。字通「熱」の項目を見る。
【売官】ばいかん(くわん)
- 普及版 字通
- 官位を売る。〔後漢書、霊帝紀〕初めて西邸を開いて官を賣る。關侯・虎(こほん)・林よりして、入錢各差り。私(ひそ)かに左右をしてを賣らしむ。は千…
【買官】ばいかん(くわん)
- 普及版 字通
- 官爵を買う。〔後漢書、崔寔伝〕靈の時、~官を賣る。~(寔(しよく)の従兄)烈、時に傅母に因りて錢五百を入れ、司徒爲(た)るを得たり。~夫人~曰…
看護官
- 共同通信ニュース用語解説
- 看護師資格を持った自衛官。防衛省によると、陸上自衛隊に約千人が所属している。自衛隊中央病院(東京)など各地の自衛隊病院や駐屯地で勤務しており…
官松嶺かんしようれい
- 日本歴史地名大系
- 沖縄県:那覇市首里立岸村官松嶺[現]那覇市松川首里城の西方、万歳嶺(ばんざいれい)の西にある小丘。万松嶺とも記し、また万歳嶺を上(ういー)…
外国官 がいこくかん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 外交・貿易・開拓などの事務を管轄した明治初年の中央官庁。1868年(明治元)1月,外交を管掌する政府機関として外国事務科をおき,翌月外国事務局と改…
官寺 かんじ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 本来は国家により設営された寺院をいうが,広義にははじめ私的に建立され,のち国家の経済援助をうけるようになった寺院もさす。680年(天武9)官寺の…
官奏 かんそう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 太政官が天皇に奏聞して勅裁を請うこと。太政官奏。令制では大納言が奏上する論奏(公卿らが発議)・奏事(諸司が発議して公卿が審議)や,少納言の便奏(…
権官 ごんかん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 権任の官。正官に対して仮に任じた官の意であるが,8世紀末に停廃された員外官の系譜をもひき,任じた事情によって栄誉官・補佐官・左遷官など異なっ…
六鎮の乱 りくちんのらん Liu-zhen zhi luan; Liuchên chih luan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,北魏末の6世紀前半に,北辺の鎮民が起した反乱。北魏は初め平城 (山西省大同) を都とし,北辺防備のため特別の軍政区として鎮を設け,中原の豪…