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売官 バイカン

デジタル大辞泉の解説

ばい‐かん〔‐クワン〕【売官】

金銭・財物を納めさせ、その代償に官職を授けること。特に平安時代、国費の不足を補うために盛んに行われた。→売位

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世界大百科事典 第2版の解説

ばいかん【売官】

爵位,官職を金銭とひきかえに譲渡する慣行,制度をいう。一般には官職売買ともいわれる。
[中国]
 中国の場合,時代により貲選(しせん),進納,捐納(えんのう)など呼称は変わるが,米穀または金銭上納の代償として爵位,官職を与える制度は秦・漢にさかのぼる。納粟授爵は商鞅(しようおう)時代にあったとされるが,始皇帝4年(前243)には粟千石を納めれば爵一級が与えられた。前漢の文帝は鼂錯(ちようそ)の建言で,600石から1万2000石の納粟者に段階に応じて爵を授けた。

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大辞林 第三版の解説

ばいかん【売官】

官職を売ること。特に、平安時代、財政を支えるために財物や金銭を官に納めさせ、その代わりに官職を授与したこと。成功じようごうや重任ちようにんなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

売官
ばいかん

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