あて‐め【当目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 当てにした賽(さい)の目の意 ) 物事を行なうにあたって、目的とすることがら。めあて。[初出の実例]「盗人のこぬをあてめの家ふしん」(…
かめのこ‐あて【亀甲当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 亀甲当〘 名詞 〙 平たい石に数本の縄をつけて、たこのように四方に広げ、その縄を数人がそれぞれ一本ずつ持って、石を引き上げては落として地固めに…
とう‐りょう(タウリャウ)【当量】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かがくとうりょう(化学当量)〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
ば‐あたり【場当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 演劇または集会の席などで、当座の事柄について巧みに気転をきかして人気を博すること。[初出の実例]「近年は場当りのみ心がけらるるか…
とう‐えき(タウ‥)【当駅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 この宿場駅。そのことに直接関係がある駅。[初出の実例]「御沙汰下さるやう当駅(タウエキ)にありて御下知を侍奉(まちたてまつ)ると申し出…
とう‐けん(タウ‥)【当権】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 現在保持している勢力や地位。統治権をもつ人。権力を握っている人物。また、権力を掌握すること。[初出の実例]「云二当権一云二道理一、…
とう‐じょう(タウジャウ)【当城】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自分の属している、この城。また、前に述べたその城。〔運歩色葉(1548)〕
とう‐ど(タウ‥)【当度】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 こんど。このたび。[初出の実例]「尤当度可レ書歟」(出典:玉葉和歌集‐仁安元年(1166)一二月五日)
とう‐とう(タウ‥)【当頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 頭の上であること。または、真向かいであること。間近であること。[初出の実例]「賊々賊々甞不レ得、当頭姦党是何人」(出典:狂雲集(15C後…
とう‐はる(タウ‥)【当春】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 この年の春。今年の春。とうしゅん。[初出の実例]「当春(タウハル)は、不思議な御縁に引かされて」(出典:人情本・恩愛二葉草(1834)初)
とう‐はん(タウ‥)【当飯・鐺飯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 足鍋(足つきの小さな鍋)でたいた粗末な飯。わずかばかりの粗末な飯。〔二十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「先づ其達(そこたち)の…
とう‐ぶつ(タウ‥)【当物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 抵当とする物品。質草。質物。
ぞんじ‐あたり【存当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 思い当たること。心当たり。[初出の実例]「其方が存じ当りと身共が胸はしっくり」(出典:歌舞伎・桑名屋徳蔵入船物語(1770)二)
たん‐とう(‥タウ)【反当・段当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =たんあたり(反当)
すい‐あて【推当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あてずいりょう(当推量)[初出の実例]「香やしるべすいあてにおる雪の梅〈平吉〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)一)
あたりあい【当合】
- 改訂新版 世界大百科事典
かさ‐あて【笠当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 笠の内側の頭の当たる所につける小さな蒲団のようなもの。[初出の実例]「笠当の縮は妻の恩がへし」(出典:雑俳・もも手(1805))
さく‐あたり【作当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 農作物の実りのよいこと。豊作。
しゅ‐とう(‥タウ)【主当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 主(つかさど)り当たること。主として担当すること。[初出の実例]「凡二丁匠一〈略〉其主当官司。不レ加二検校一。致レ失二功程一者。節級…
ふり‐あて【振当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 割りあてること。割りあて。配分。
亚当 Yàdāng
- 中日辞典 第3版
- [名](聖書で)アダム.▶「イブ」は“夏娃Xiàwá”.
稳当 wěndang
- 中日辞典 第3版
- [形]1 安定している.座りがよい;しっかりしている.把梯子tīzi放~/はしごをぐらつかないように置く.这…
【詳当】しようとう
- 普及版 字通
- 詳細で妥当。字通「詳」の項目を見る。
行当 hángdang
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (~儿)<口>職業.稼業.商売.2 (伝統演劇の)役柄.
承当 chéngdāng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 請け負う.責任を負う.引き受ける.~责任zérèn/責任を負う.这么大的事我…
当归 dāngguī
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <植物>トウキ.2 <中薬>当帰(とうき).[参考]ひげ根を補血剤・鎮痛剤などに用いる.“当归”とは「乱れた血がもとの気血に帰る…
当啷 dānglāng
- 中日辞典 第3版
- [擬]((金属製の物が硬いものに打ち当たる音))がらん.からん.▶“𪠽啷”とも.~一声,把铁棍tiěg…
当前 dāngqián
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]真ん前にある.目の前にいる.大敌~/大敵が目前に迫る.2 [名]目下.現段階.~的国际形势/当…
当晚 dàngwǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]その夜.その日の夜.▶“当夜dàngyè”とも.早晨进城,~就赶回来…
只当 zhǐdang
- 中日辞典 第3版
- [動]…とする;…と思い込む.我在后边叫了他好几声,他都~没T…
【允当】いんとう(ゐんたう)
- 普及版 字通
- 道理にかなう。〔左伝、僖二十八年〕軍志に曰く、允當なれば則ち歸ると。曰く、きを知りてくと。曰く、にはすべからずと。此の三志の(こと)は、晉の…
【睹当】ととう
- 普及版 字通
- わたす。字通「睹」の項目を見る。
【当御】とうぎよ
- 普及版 字通
- 勤務の順番に当たる。字通「当」の項目を見る。
【当午】とうご
- 普及版 字通
- 正午。字通「当」の項目を見る。
【当罪】とうざい
- 普及版 字通
- 罪に当たる。字通「当」の項目を見る。
【当天】とうてん
- 普及版 字通
- 受命。字通「当」の項目を見る。
【当顱】とうろ
- 普及版 字通
- 馬面につける飾り。字通「当」の項目を見る。
【浪当】ろうとう
- 普及版 字通
- 荒々しくあたる。字通「浪」の項目を見る。
【亭当】ていとう
- 普及版 字通
- おちつく。字通「亭」の項目を見る。
【切当】せつとう
- 普及版 字通
- 適切。字通「切」の項目を見る。
【折当】せつとう
- 普及版 字通
- 質入れ。字通「折」の項目を見る。
むはい(とう)【無配(当)】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 無配(当)の without paying a dividend; non-dividend paying無配(当)にするsuspend payment of dividends/declare no dividendその銘柄は無配…
頬当 ほおあて
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 頬、顎(あご)および首を防護する甲冑(かっちゅう)の小具足。戦闘が熾烈(しれつ)な白兵戦的様相を呈するに至った南北朝時代ごろに、平安時代以来の額…
つら‐あて【面当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 快く思わない人の面前で、故意にあてこすりの言動をしてその人に不快な思いをさせること。また、その言動。あてつけ。つらうち。[初出の…
つぎ‐あて【継当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 衣服などの破れにつぎをあてること。また、つぎがあたっていること。また、つぎをあてた部分。[初出の実例]「目立ぬやうに小針のつぎ当(…
しょう‐とう(‥タウ)【承当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 受けつぐこと。また、会得すること。継承。承継。[初出の実例]「徳山臨済等には、為説すとも承当すべからず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)…
ぎょう‐どう(‥ダウ)【凝当・凝濁・魚道】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 杯の底に残った酒。また、杯を他にすすめるとき、杯に飲み残した酒で、口を当てた部分をすすぎ流すこと。また、杯の底に残った酒を捨てる…
てん‐とう(‥タウ)【典当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 担保とすること。ひきあて。かた。[初出の実例]「或は之を典当し或は売買し」(出典:泰西国法論(1868)〈津田真道訳〉三)[その他の文献]…
と‐あたり【戸当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 開き戸を閉じるとき、戸が行き過ぎないように方立(ほうだ)てや枠(わく)に取りつけた突起物。② 戸を開くとき、戸が腰羽目(こしばめ)や笠…
とう‐ぎん(タウ‥)【当銀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =とうきん(当金)[初出の実例]「此中は通ひのたゆる月の舟 菊の匂ひや当銀の酒」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第二九)