しょ‐いん【諸因】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろな原因。
しょ‐がん〔‐グワン〕【諸願】
- デジタル大辞泉
- 神仏にかけるいろいろな願い。「諸願成就」
もろ‐いき【諸息】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 吐く息と吸う息。呼吸。[初出の実例]「どこへ当ても春風の音〈一飛〉 諸息に今は残らぬ雪の水〈清久〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)…
もろ‐おや【諸親・両親】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 父親と母親。ふたおや。両親(りょうしん)。[初出の実例]「此近江房は長野孫五郎入道もろをやにて候なる程に、造沙汰にし候」(出典:金沢…
もろ‐おり【諸織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経(たていと)・緯(よこいと)ともに諸縒糸で織った上質の絹織物。[初出の実例]「油屋絹の諸織(モロヲリ)をけんぼう染の紋付、袖口薄綿にし…
もろ‐かぎ【諸鉤・諸鎰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 紐の結び方の一つ。輪を左右に配した結び。蝶結び。⇔片鉤(かたかぎ)。[初出の実例]「男袴腰可レ結レ左歟、然者引まはして左方に片鎰可レ…
もろ‐ごい(‥ごひ)【諸恋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 互いに恋し合うこと。相思相愛。⇔片恋。[初出の実例]「みごもりの神しまことの神ならばわがかたこひをもろこひになせ」(出典:古今和歌六…
もろ‐むすび【諸結】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =おとこむすび(男結)①[初出の実例]「揉烏帽子、懸緒の紐のもろむすび、解けぬ思ひと成にけり」(出典:浄瑠璃・烏帽子折(1690頃)三)…
もろ‐わな【諸羂・諸輪奈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 緒、紐などの結び方の一つ。状箱の紐、また素襖・直垂の胸紐の結び方で左右対称に輪をつくって結ぶ。[初出の実例]「又懸紙に加て開函蓋て…
しょ‐がく【諸学】
- デジタル大辞泉
- いろいろの分野の学問。「諸学に通暁する」
しょ‐かん〔‐クワン〕【諸官】
- デジタル大辞泉
- 多くの官人かんにん。官人たち。
しょ‐ぐん【諸軍】
- デジタル大辞泉
- 多くの軍隊、兵士。「―の総大将は諸隊を移動する権あり」〈柳河春三編・万国新話〉
しょ‐し【諸士】
- デジタル大辞泉
- 多くのさむらい。
しょ‐しゃ【諸車】
- デジタル大辞泉
- いろいろの種類の車。
しょ‐しん【諸臣】
- デジタル大辞泉
- 多くの家臣たち。群臣。
【諸越】しよえつ(ゑつ)
- 普及版 字通
- 越。諸は於。南方では於(おと)(虎)のように、語頭に於をつけていうことがあった。〔荘子、逍遥遊〕宋人、甫(冠)を(仕入れ)して越に(ゆ)く。越…
【諸下】しよか
- 普及版 字通
- 部下たち。字通「諸」の項目を見る。
【諸季】しよき
- 普及版 字通
- 群弟。字通「諸」の項目を見る。
【諸御】しよぎよ
- 普及版 字通
- 諸妾。字通「諸」の項目を見る。
【諸儒】しよじゆ
- 普及版 字通
- 群儒。字通「諸」の項目を見る。
諸 常用漢字 15画 (旧字) 人名用漢字 16画
- 普及版 字通
- [字音] ショ[字訓] もろもろ・おおい・これ[説文解字] [金文] [字形] 形声声符は(者)(しや)。〔説文〕三上に「辯なり」とあり、〔爾雅、釈訓〕…
しょげい【諸芸】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- accomplishments諸芸に通じているbe accomplished in various arts諸芸に通じた女性an accomplished lady
もろ‐あげ【▽諸挙げ】
- デジタル大辞泉
- 古代歌謡の歌い方の一。本もと・末すえともに調子をあげて歌うこと。
もろ‐がえり〔‐がへり〕【▽諸▽回り】
- デジタル大辞泉
- 3歳の鷹たか。《季 冬》
もろ‐がみ【▽諸神】
- デジタル大辞泉
- もろもろの神。多くの神。「―の心に今ぞかなふらし」〈千載・神祇〉
もろ‐まい〔‐まひ〕【▽諸舞】
- デジタル大辞泉
- 東遊あずまあそびを構成する駿河するが舞と求子もとめご舞の両方とも舞うこと。→片舞
もろ‐より【▽諸×縒り/▽諸×撚り】
- デジタル大辞泉
- 片より糸を2本以上引きそろえて、そのよりと反対の方向により合わせること。
そ‐え(‥ヱ)【諸衛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「そ」は「しょ」の直音表記 ) 平安時代以降、左右近衛府、左右兵衛府、左右衛門府の総称。六衛府(ろくえふ)。しょえ。[初出の実例]「…
もろ‐あげ【諸挙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌謡の歌い方で、本・末ともにあげて歌うこと。⇔片挙。[初出の実例]「諸挙」(出典:神楽歌(9C後))
もろ‐がえり(‥がへり)【諸回・両回・青鷹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生後三歳の鷹。[初出の実例]「もろかへり空とる鷹を引き据ゑてあはつの原を狩るや誰が子ぞ」(出典:江帥集(1111頃))
もろ‐がほう(‥グヮホウ)【諸果報】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 二重に幸運を得ること。よいことが重なること。[初出の実例]「ふたりのおやこもそくさいにして、もろぐゎほうとはそなたの事じゃ」(出典…
もろき‐ぶね【諸木舟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの木材を合わせて造った舟。[初出の実例]「仍りて大舶(おほつむ)と同船(モロキふね)と三艘を賜ふ。〈同船は、母慮紀舟(モロキふね)と…
もろ‐たづな【諸手綱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 馬の轡(くつわ)の左右につけた手綱。また、両手でそれぞれの手綱をとること。[初出の実例]「内と外とに引合の心の駒のもろたづな」(出典…
しょ‐がん(‥グヮン)【諸願】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろの願い。神仏にかける多くの願い。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「老若男女の参詣や、諸願かけたてまつり客鼓太鼓の囃…
しょ‐げん【諸元】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「元」は「次元」の略 ) 機械のいろいろな寸法・重量など。[初出の実例]「射撃諸元の装定及改装、装填並故障の排除等の為照明装置を為…
しょ‐さく【諸作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな著作。[初出の実例]「ラシンヌのアタリー、イフイジヱニー、近時ユゴーの諸作を読みて」(出典:一年有半(1901)〈中江…
しょ‐せい【諸生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① さまざまな生物。〔管子‐水地〕② 学生や門弟。近世の中国では、官吏登用試験を受ける府学、県学の生徒である生員をさす。[初出の実例]「…
しょ‐せつ【諸刹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せつ」は「刹」の慣用音 ) 多くのいろいろな寺。[初出の実例]「是以累代之徳化、忝比二叡運於当山一。諸刹(しょセツ)之興基、多寄二…
しょ‐ぜん【諸善】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さまざまの善事や善行。[初出の実例]「祈はくは奇記を覧る者、邪を却け、正に入り、諸悪作すこと莫く、諸善奉行せむことを」(出典:日本…
しょ‐とう【諸等】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 種々の等級。② 「しょとうすう(諸等数)」の略。
しょ‐どう(‥ダウ)【諸堂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのさまざまな堂宇。[初出の実例]「近年諸堂諸院、有二修正定衆結句一」(出典:右記(1192))「檀場・諸堂・霊廟残りなく拝みめぐりて…
しょ‐ねん【諸念】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あれこれいろいろな思い。[初出の実例]「口に云ふを禅とせず、心に諸念を忘れて、寂静なるを禅といふべし」(出典:梵舜本沙石集(1283)…
しょ‐ばん【諸蕃】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 諸外国をいやしめていう語。[初出の実例]「百官・諸蕃朝賀。天子於二蓬莱宮含元殿一受レ朝」(出典:続日本紀‐天平勝宝六年(754)正月丙…
しょ‐ぼ【諸母】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =しょぼ(庶母)〔礼記‐曲礼上〕② 父または母の姉妹たち。多くのおば。〔史記‐高祖本紀〕
shógei, しょげい, 諸芸
- 現代日葡辞典
- Várias artes.~ ni tsūjita hito|諸芸に通じた人∥A pessoa com ~ 「: toca piano, pinta」.
chogéń, ちょげん, 諸言
- 現代日葡辞典
- 【E.】 O prefácio. [S/同]Shogéń;jobúń(+).
【諸夏】しよか
- 普及版 字通
- 中華の諸国。〔公羊伝、成十五年〕春秋は其の國をとして夏を外とし、夏をとして夷狄を外とす。~曷爲(なんす)れぞ外の辭を以て之れを言ふ。きより始…
【諸父】しよふ
- 普及版 字通
- おじたち。字通「諸」の項目を見る。
諸村もろむら
- 日本歴史地名大系
- 長野県:小諸市諸村[現]小諸市諸浅間山(二五四二メートル)の西に続く高峰(たかみね)山(二一〇五メートル)の南麓、飯綱(いいづな)山(八五…
諸上寺しよじようじ
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:村上市三日市村諸上寺[現]村上市岩船三日市 寺山村上市街地を望む字寺山(てらやま)中腹に南面してある。海厳山と号し、曹洞宗。本尊釈迦…