ようしゅん【陽春】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- spring; springtime陽春に in [during] the spring [springtime]
よう‐しゅん ヤウ‥【陽春】
- 精選版 日本国語大辞典
- [1] 〘名〙① 陽気の動き出す暖かな春。陽気の満ちた暖かな時節。はる。※明衡往来(11C中か)上本「抑陽春已報。可レ楽者是時也」 〔楚辞‐哀時命〕…
陽春 ようしゅん
- 日中辞典 第3版
- 1〔陰暦正月〕阴历正月yīnlì zhēngyuè.2〔春〕阳春yángchūn,春天chūnti…
yṓshúń[oó], ようしゅん, 陽春
- 現代日葡辞典
- 【E.】 A primavera.~ no kō|陽春の候∥A estação [flor] da ~.
よう‐しゅん〔ヤウ‐〕【陽春】
- デジタル大辞泉
- 1 陽気のみちた暖かい春。「陽春の候」2 陰暦正月の異称。[類語]正月・初春・新年・新春・一月・孟春もうしゅん・春はる・年始・年初・松の内・睦…
【陽春】よう(やう)しゆん
- 普及版 字通
- 春うらら。また、名曲とされた古曲名。〔後漢書、黄瓊伝〕陽春の曲は、和する必ず寡(すく)なく、名の下(もと)には、其の實副(そ)ひし。字通「陽」の…
麻田陽春 (あさだの-やす)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 奈良時代の官吏。百済(くだら)(朝鮮)の滅亡により亡命してきた答〓(“火へん”に「本」)春初(とうほん-しゅんしょ)の子。神亀(じんき)元年(724)…
麻田陽春 (あさだのやす)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 奈良時代の文官,詩人,歌人。生没年不詳。帰化系答本(とうほ)氏の出身で,はじめ答本陽春と称したが,724年(神亀1)麻田連の姓を賜る。730年(天…
麻田陽春
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 8世紀前半の官人,文人。氏は浅田とも記す。百済からの亡命者答〓春初 の子であろう。はじめ答本と称したが,神亀1(724)年麻田連を賜…
ようしゅんはくせつ ヤウシュンハクセツ【陽春白雪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 昔、中国の楚で最も高尚とされた歌曲。また、「陽春白雪の曲に和する者少なし」などといって、すぐれた人の言行は凡人には理解されにくいことにたと…
陽春亭慶賀 (ようしゅんてい-けいが)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期-後期の狂歌師,戯作(げさく)者。出羽(でわ)鶴岡藩(山形県)藩士。江戸新材木町などにすみ,本町側の判者をつとめた。戯作は烏亭焉馬…
ヤンチュン(陽春)〔県〕 ヤンチュン Yangchun
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国華南地方,コワントン (広東) 省西部,ヤンチヤン (陽江) 特別市に属する県。南シナ海に注ぐモーヤン (漠陽) 江の流域にあり,行政中心地のチュ…
答本陽春 (とうほん-ようしゅん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒麻田陽春(あさだの-やす)
双葉陽春莩曾我 ふたばのさいわい はるのふたばそが
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演安政4.2(堺・南芝居)
陽春告曾我細見 はるつげて そがさいけん
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演天明1.2(江戸・森田座)
【客】えいかく
- 普及版 字通
- 「客、陽春を唱ふ」は、高雅な曲は卑耳に入らぬ喩え。楚・宋玉〔楚王の問に対(こた)ふ〕客に中に歌ふり。~其の陽春、白を爲すときは、國中の屬して…
阳春 yángchūn
- 中日辞典 第3版
- [名]うららかな春.陽春.
【春陽】しゆんよう
- 普及版 字通
- 陽春。字通「春」の項目を見る。
【盛名】せいめい
- 普及版 字通
- 名声。〔後漢書、黄瓊伝〕嶢嶢(げうげう)たる(高き)は缺け易く、(けうけう)たる(白き)は汚れ易し。陽春の曲(陽春白雪、名曲)は和する必ず寡(す…
莩曾我 (通称) ふたばそが
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題双葉陽春莩曾我初演安政4.2(堺・南芝居)
はる‐さき【春先】
- デジタル大辞泉
- 春の初め。早春。《季 春》[類語]早春・初春・孟春・陽春・浅春・仲春・晩春・暮春・三春
せん‐しゅん【浅春】
- デジタル大辞泉
- 春の初め。早春。《季 春》[類語]早春・春先・初春・孟春・陽春・仲春・晩春・暮春・三春
【芳春】ほう(はう)しゆん
- 普及版 字通
- 陽春。晋・陸機〔文の賦〕を勁秋に悲しみ、柔條(枝)を春に喜ぶ字通「芳」の項目を見る。
ねん‐とう【年頭】
- デジタル大辞泉
- 年のはじめ。年始。「年頭のあいさつ」《季 新年》[類語]年初・年始・正月・一月・新年・新春・初春しょしゅん・はつはる・孟春もうしゅん・春はる・…
こなかむら‐きよのり【小中村清矩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 幕末・明治初期の国学者。文学博士。本姓原田。号陽春廬(やすまろ)。江戸の生まれ。本居内遠に学び、和歌山藩で教授。維新後、政府に仕え、東京帝大…
【曲】えいきよく
- 普及版 字通
- 地の曲。のち俗曲。南朝宋・鮑照〔月を城西門廨中に(もてあそ)ぶ〕詩 蜀琴、白を抽(ぬ)き 曲、陽春を發す字通「」の項目を見る。
こう〔カウ〕【郊】
- デジタル大辞泉
- 都市の周辺部。町外れ。郊外。「方まさに是れ陽春、…翠色已に―に満つ」〈織田訳・花柳春話〉
【芳】ほう(はう)ひ
- 普及版 字通
- 美しい草花。陳・顧野王〔陽春歌〕楽府 春、正に 重樓、(しよひ)を(ひら)く字通「芳」の項目を見る。
しん‐ねん【新年】
- デジタル大辞泉
- 新しい年。新春。《季 新年》「―の病臥の幾日既に過ぎ/誓子」[類語]正月・一月・新春・初春しょしゅん・はつはる・孟春もうしゅん・春はる・年始・…
【銀鞍】ぎんあん
- 普及版 字通
- 銀で飾った鞍。陳・顧野王〔陽春歌〕楽府 銀鞍、客至り 柘彈、婉歸る字通「銀」の項目を見る。
ぼ‐しゅん【暮春】
- デジタル大辞泉
- 1 春の終わり。春の暮れ。晩春。《季 春》2 陰暦3月の異称。[類語]晩春・早春・春先・初春・孟春・陽春・浅春・仲春・三春
ねん‐しょ【年初】
- デジタル大辞泉
- 年のはじめ。年始。年頭。[類語]年頭・年始・正月・一月・新年・新春・初春しょしゅん・はつはる・孟春もうしゅん・春はる・松の内・睦月むつき・陽春
さん‐しゅん【三春】
- デジタル大辞泉
- 1 春季の3か月。初春・仲春・晩春。陰暦の1・2・3月。《季 春》2 三度、春を過ごすこと。3か年。→三秋[類語]早春・春先・初春・孟春・陽春・浅春・…
しん‐しゅん【新春】
- デジタル大辞泉
- 新年。初春はつはる。正月。《季 新年》[類語]正月・一月・新年・初春しょしゅん・はつはる・孟春もうしゅん・春はる・年始・年初・松の内・睦月むつ…
ほう‐えん ハウ‥【芳縁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 よい因縁。めでたい縁。よい機会。※懐風藻(751)和藤江守詠裨叡山先考之旧禅処柳樹之作〈麻田陽春〉「於穆我先考。独悟闡芳縁」
こう‐ろう ‥ラフ【紅蝋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 赤い色のろうそく。※本朝文粋(1060頃)八・陽春詞詩序〈都良香〉「景落二丹鵶一。燭焼二紅蝋一」 〔皮日休‐春日酒醒詩〕
こ‐じゅ【古樹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 古い樹木。長い年月を経た樹木。※懐風藻(751)和藤江守詠裨叡山先考之旧禅処柳樹之作〈麻田陽春〉「古樹三秋落、寒花九月衰」 〔包佶‐秋日過…
そう‐しゅん〔サウ‐〕【早春】
- デジタル大辞泉
- 春の初めごろ。初春。浅春。《季 春》「―の庭をめぐりて門を出でず/虚子」[類語]春先・初春・孟春・陽春・浅春・仲春・晩春・暮春・三春
【繁華】はんか(くわ)
- 普及版 字通
- 花が咲きほこる。にぎわう。また、若く美しい。唐・劉希夷〔公子行〕詩 天津橋下、陽春の水 天津橋上、の子(し)字通「繁」の項目を見る。
【花雪】か(くわ)せつ
- 普及版 字通
- 花ふぶき。梁・簡文帝〔東宮の裘を賜ふを謝する啓〕地に風卷き、にはをす。故を以て、裾に惠氣を生じ、袖に陽春をす。字通「花」の項目を見る。
【旭霽】きよくせい
- 普及版 字通
- 雨後に日が出る。唐・応物〔呉舍人の早春帰沐~に和す〕詩 陽春、時澤美(よ)し 旭霽(は)れて、山暉をむ字通「旭」の項目を見る。
【白雪】はくせつ
- 普及版 字通
- 白雪曲は楚の古琴曲。楚・宋玉〔楚王の問ひに対(こた)ふ〕其の陽春・白を爲すときは、國中の屬(つ)ぎて和する、數十人にぎず。字通「白」の項目を見…
ちゅう‐しゅん【仲春】
- デジタル大辞泉
- 《春3か月のまんなかの意》陰暦2月の異称。《季 春》「―や庭撩乱れうらんの古机/東洋城」[類語]早春・春先・初春・孟春・陽春・浅春・晩春・暮春・…
【麗句】れいく
- 普及版 字通
- 美しい詩句。唐・武元衡〔安邑里中、秋懐~〕詩 物に感じて、思ふこと殷(いんぎん) 賢を懷うて心躅(てきちよく)す 雄詞、封襌の 麗句、陽春の曲…
こう‐たく クヮウ‥【皇沢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 天皇の恩沢。天皇のめぐみ。皇恩。※本朝文粋(1060頃)八・陽春詩序〈都良香〉「皇沢之平施。在二汚澄一而必遍」 〔張衡‐応間〕
かい‐ねん【改年】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘名〙 改まった年。新年。改歳。開年。かくねん。※明衡往来(11C中か)上本「右改年之後、富貴万福幸甚々々抑陽春已報」 〔漢書‐陳湯伝〕
【鬱勃】うつぼつ
- 普及版 字通
- 茂るさま。魏・応〔楊柳の賦〕陽春の和に赴き、纖柳を植ゑて以て涼を承(う)く。豐を(の)ばして廣く布き、として鬱勃として、以て陽にく。字通「鬱」…
もう‐しゅん〔マウ‐〕【×孟春】
- デジタル大辞泉
- 《「孟」は初めの意》春の初め。初春。また、陰暦正月の異称。[類語]春先・早春・初春・正月・一月・新年・新春・春はる・年始・年初・松の内・睦月…
こなかむら‐きよのり【小中村清矩】
- デジタル大辞泉
- [1822~1895]幕末から明治初期の国学者。江戸の人。号、陽春廬やすむろ。和歌山藩の古学館教授。「古事類苑」の編纂へんさんに参加。著「官職制度…
【簸】はとう(たう)
- 普及版 字通
- あおられて動く。南朝宋・鮑照〔行路難に擬す、十八首、八〕詩 中五株の桃 一株先づを作(な)す 陽春妖冶(えうや)たる二三 風に從つて簸せられて…