「アッシュール」の検索結果

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アッシュール(神) あっしゅーる Aššur

日本大百科全書(ニッポニカ)
アッシリア帝国で厚い尊崇を受けていた有力な神。アッシリアおよび後のシリアの名はこの名に発する。アッシリア帝国では、各都市ごとにアッシュール…

アッシュール Assur Ashur

改訂新版 世界大百科事典
アッシリアの最高神。その起源,名前の語源,性格などについては定説がない。ウル第3王朝時代(前2112-前2004)以来,同名の都市アッシュールおよび…

A・shur /άːʃuər, ʃ-/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]アッシュール(◇アッシリアの最高神;戦争の神).

サルダナパロス

百科事典マイペディア
→アッシュールバニパル

アッシュール

百科事典マイペディア
アッシリアの主神,アッシュール市の守護神。翼をもつ太陽円盤として表現されることが多い。シュメールのエンリル,バビロンのマルドゥクなどと同一…

Sar・da・ná・pa・lo, [sar.đa.ná.pa.lo]

小学館 西和中辞典 第2版
[固名] サルダナパロス,アッシュールバニパル:前9世紀ごろの放埒(ほうらつ)なアッシリアの王.

アッシュール

百科事典マイペディア
アッシリア帝国の中心都市で,前14世紀後半から前883年までの首都。その遺跡はイラク北部のモースル南方110km,ティグリス川右岸にある。20世紀初頭…

カルアト‐シェルカート(Qal'at Sherqat)

デジタル大辞泉
イラク北部の都市。古代都市アッシュールがあったことで知られる。

アッシュール Assur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリアの国家神。首都アッシュールの守護神。彼の名は「慈愛深きもの」を意味し,豊穣肥沃の神としてしゅろの枝で囲まれた姿で表わされる。また…

イシュタルの冥界下降 イシュタルのめいかいかこう Descent of Ishtar to the Nether World

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニア=アッシリア文学の一つ。アッカド語の神話。前2千年紀のシュメール語版に,ほぼ同形の神話がある。アッカド語版には,ニネベのアッシュー…

シャルカート al-Sharqāt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク北西部,ニーナワー県の町。県都モースルの南約 90km,チグリス川岸に位置する。付近にアッシリア帝国の宗教上の首都アッシュール遺跡がある。

アッシュール(アッシリア帝国) あっしゅーる Aššur

日本大百科全書(ニッポニカ)
アッシリア帝国発祥の地、その首都。古くはアシュルAšurとよばれた。イラクのモスル南方110キロメートル、ティグリス川上流にあり、現在名はカルアト…

ベール

百科事典マイペディア
古代バビロニアの神。バアル同様,〈主〉の意。ときにエンリル,マルドゥク,アッシュールの別称。

アッシリア【亜西里亜・亜祭里亜】

精選版 日本国語大辞典
(Assyria) アジア西南部、チグリス‐ユーフラテス川上流地域の古名。また、ここに起こったセム系アッシリア人の帝国。紀元前二〇〇〇年期初頭に主都ア…

アッシリア あっしりあ Assyria

日本大百科全書(ニッポニカ)
ティグリス川中流域のアッシュール市Assurから興ったセム人の国家。紀元前三千年紀後半から前610年まで存続した。ティグリス、ユーフラテス川の流域…

シャルマネゼル1世 シャルマネゼルいっせい Shalmaneser I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア帝国の王 (在位前 1275~45) 。アッシリア名シュルマヌ=アシャリドゥ。アダド=ニラリ1世の子。父王の興した国を引継ぎ,北メソポタミア…

ネコ1世 ネコいっせい Necho I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代エジプト第 26王朝 (前 664~525) 初代の王。前 672~664年頃活躍。第 24王朝のリビア系王族の子孫と考えられる。前 671年アッシリア王エサルハ…

アッシリア Assyria

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
北部メソポタミアのチグリス川沿いの地域。古くから文化が開けていたことで知られる。最古は遊牧や農業によるスバル人社会がありシュメール人と交渉…

ヴァルター アンドレ Walter Andrae

20世紀西洋人名事典
1875.2.18 - 1956.7.26 ドイツの考古学者,建築史家。 元・近東博物館館長,元・工科大学教授。 アンゲル(ライプツィヒ近郊)生まれ。 コルデヴァイの…

アッシリア美術 アッシリアびじゅつ Assyrian art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
初期 (前 2000~1500頃) ,中期 (前 1500~1000頃) ,後期 (前 1000~612頃) のうち,アッシリア美術の特性が帝国の強大化に伴って確立されたのは,…

アッシュール Assur

旺文社世界史事典 三訂版
ティグリス川中流域に位置したアッシリアの古代都市シュメール人が建設。西アジアの通商路にあるため発展し,前3000年紀末から首都として栄えた。前…

あっしゅーるだん【アッシュールダン[2世]】

改訂新版 世界大百科事典

エンリル

百科事典マイペディア
シュメールおよびアッカド神話の最高神。元来,シュメールの大気・嵐の神。聖市はニップール。あらゆる支配権がエンリル権として彼に帰せられる。マ…

ニネヴェ Nineveh

旺文社世界史事典 三訂版
ティグリス川左岸にあったアッシリアの首都アッシリアは,アッシュールやコルサバードなど,首都を変えることが多かったが,ニネヴェはセナケリブ王…

guazzo

伊和中辞典 2版
[名](男) 1 水たまり, 水浸し essere in un ~ di sudore|汗だくになる. 2 〘美〙グアッシュ画法(アラビアゴム, 樹脂類で溶いた不透明水彩絵の具で…

ギュゲス Gygēs

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
リュディア王 (在位前 685頃~657頃) 。カンダウオス王を殺し,その妃と結婚してメルムナド朝を開いた。ミレトス,スミルナ,コロフォンを攻撃,デル…

アッシリア学【アッシリアがく】

百科事典マイペディア
楔形(くさびがた)文字資料による古代オリエント研究の総称。アッシリアの発掘と出土碑文の解読が出発点となったのでこの名がある。19世紀半ば,ロー…

アッシュール(Aššur)

デジタル大辞泉
西アジア、チグリス川中流域にあった古代都市。現在のイラク北部、バグダッドの北東約240キロメートルの町カルアトシェルカートに位置する。アッシリ…

アッシリア Assyria

改訂新版 世界大百科事典
目次 先史,初期 前2千年紀 前1千年紀  新しい帝国の誕生  世界帝国時代  世界帝国,文化メソポタミアの北部からおこり,古代オリエント最…

アッシリア Assyria

旺文社世界史事典 三訂版
メソポタミア北部の地域にアッシリア人が建設した古代王国古来より諸民族による争奪が繰り返されたが,前3000年紀に移住したセム語族系アッシリア人…

ニネベ

精選版 日本国語大辞典
(Nineveh) 紀元前、アジア西南部に成立したアッシリア帝国の首都。前七世紀アッシュールバニパルの頃最も栄え、前六一二年メディアと新バビロニアの…

ソロイ Soloi; Soli

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キプロス島北岸の古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。伝承によればトロイ戦争後ギリシアの英雄アカマスが建設したとされる。アッシリア王アッシュ…

ニネベ遺跡 ニネベいせき Nineveh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク北部,クユンジクにあるアッシリア帝国の遺跡。チグリス川をはさんでアルマウシルと相対している。 1842~55年フランスの探検隊が調査し,45~…

シャマシュ=シュム=ウキン Shamash-shum-ukin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]?[没]前648バビロンの封侯 (在位前 668~648) 。父王エサルハッドンからバビロン王に封じられた。前 652年弟のアッシリア王アッシュールバニパル…

エサルハッドン Esarhaddon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア帝国の王 (在位前 681~669) 。アッシリア名アッシュール=アヘ=イディンナ。センナケリブの第3子。アッシュールバニパルの父。父王によ…

ナボポラッサル Nabopolassar

改訂新版 世界大百科事典
新バビロニアの王。在位,前625-前605年。正確にはナブー・アプラ・ウスルNabū-apla-uṣur。カルデア人ヤキン族の出身。アッシリアの宗主権下で海国の…

キュロス1世 キュロスいっせい Kyros I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前7世紀末に活躍したアケメネス朝ペルシアの王キュロス2世の祖父。キロス1世とも表記される。ペルシア名クラシュ。ティスペスの子。エラム王国のスー…

アッシリア美術 (アッシリアびじゅつ)

改訂新版 世界大百科事典
アッシリアの美術は,メソポタミア美術最後の,最も発達した段階を示すものである。アッシリアはメソポタミア北部の都市アッシュールを本拠とし,前2…

アッシリア(Assyria)

デジタル大辞泉
西アジア、チグリス川上流アッシュールを中心とする地域の古称。また、前3000年ごろからこの地に繁栄したセム族の王国名。前671年、オリエント最初の…

アッシリア

百科事典マイペディア
アッシュール市を中心とする北部メソポタミア地方の呼称。前2000年ころから強力となり,その後何度かの盛衰を経て前8世紀,初めてエジプトを含む全…

アッシュールナジルパル2世 アッシュールナジルパルにせい Ashurnasirpar II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア帝国の王 (在位前 884~859) 。アッシリア名アッシュール=ナジル=アプリは「アッシュール神はわが息子の保護者」の意。父王トゥクルティ…

アッシュール Assur Ashur

改訂新版 世界大百科事典
アッシリア帝国形成の基礎となった都市で,前14世紀後半から前883年までの首都。主神アッシュールに由来する名称で,現代名はカルア・シルカQal'a Sh…

アッシュール Assur; Ashur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア帝国の発祥地でその首都,その国名,守護神名。現在名はバグダード北西 270kmに位置するカラトシャルカート。前 2500年頃創建。守護神の町…

レヤード れやーど Sir Austen Henry Layard (1817―1894)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イギリスのアッシリア学者で外交官。1845~51年アッシリアの首都であったイラクのニムルードとニネベの発掘に携わった。この発掘で得た多くの遺物や…

あっしゅーるうばりと【アッシュールウバリト[1世]】

改訂新版 世界大百科事典

サルダナパロス Sardanapalos; Sardanapallus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリアの 30人の王の最後の人物。古代ローマの歴史家ディオドルス・シクルスによって言及される。彼以前のどの王よりも奢侈な生活をしたとされる…

マルドゥク

百科事典マイペディア
古代バビロニアの主神。本来バビロンの市神。父はエア(エンキ),配偶神はツァルパニートゥム,子はナブ。同神を主人公とする物語の代表が《エヌマ…

アッシュール〈カラットシェルカット〉【アッシュール〈カラットシェルカット〉】

世界遺産詳解
2003年に登録されたイラクの世界遺産(文化遺産)で、チグリス川西岸のカルア・シルカに位置する。アッシリア帝国の最初の首都で、ギリシア時代から…

ニネベ Nineveh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッシリア最古の古代都市。チグリス川東岸に位置する。現イラクのクユンジク。前7千年紀以前にすでに新石器時代人の小集落があり,前3千年紀のアッ…

サルダナパロス Sardanapal(l)os

改訂新版 世界大百科事典
伝説的なアッシリア王。前7世紀のアッシュールバニパル王や,旧約聖書《エズラ記》4章10節に言及のあるオスナパルOsnapparに比定されることもあるが…

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