俗謡。曲名は「お江戸日本橋七つ立ち」という東海道五十三次を歌った歌詞の歌い出しからとられた。1872年(明治5)ごろ流行したもので、全18節、品川、川崎、箱根など終点までの風俗を詠み込んでいる。オペラ『蝶々(ちょうちょう)夫人』にも取り入れられ、世界的に知られているメロディの原調は、江戸中期ごろ甲斐(かい)国(山梨県)の富士川沿岸で歌われていた盆踊り唄(うた)。それが箱根周辺の『はねだ節』となり、さらに「お前待ち待ち蚊帳(かや)の外、蚊に食われ、七つの鐘が鳴るまでも、コチャかまやせぬかませやぬ、コチャエ、コチャエ」の『コチャエ節』となり、その替え歌として全国的に流行した。
[小川乃倫子]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新