デジタル大辞泉
「ぎくぎく」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぎく‐ぎく
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物の節目などが、角立って折れ曲がっているさまを表わす語。「きくきく」より大きい感じにいう。
② なめらかでなく角立っている物が、こすれて動くさまや、音を表わす語。
※歌舞伎・勝相撲浮名花触(1810)
序幕「この差し歯の方は、ぎくぎく
しないやうに入れて」
③
言語、動作、
態度などが、なめらかでなく、ぎごちないさまを表わす語。ぎくしゃく。きくきく。
※
浮世草子・風流曲三味線(1706)一「ぎくぎくして腹を立、さりとは憎き
仕方」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報