デジタル大辞泉
「ぎすぎす」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぎす‐ぎす
- 〘 副詞 〙
- ① 愛嬌がなく、かどがあって、親しみにくいさまを表わす語。
- [初出の実例]「何ぞ善い事が有ったナ。常からぎすぎすいふと思ひ此門八に隠すのか」(出典:浄瑠璃・南蛮鉄後藤目貫(1735)二)
- 「妙にギスギスした意地の悪さうな人物」(出典:当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉三)
- ② やせ細り、かどばっているさま。ふくらみがなく、堅苦しい感じのさまを表わす語。
- [初出の実例]「かたをギスギスしながら膝で歩行(あるい)たり」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)初)
- 「簡潔に簡潔にと許りやったんぢゃ、固っ苦しいギスギスしたものになっちまひますからね」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生とその兄弟)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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