ねじめ正一(読み)ネジメショウイチ

デジタル大辞泉 「ねじめ正一」の意味・読み・例文・類語

ねじめ‐しょういち〔‐シヤウイチ〕【ねじめ正一】

[1948~ ]詩人小説家東京の生まれ。本姓禰寝ねじめ。民芸店を営む傍ら詩を書き、饒舌じょうぜつ作風パフォーマンス現代詩大衆化に力を尽くした。「高円寺純情商店街」で直木賞を受賞し、その後は小説・エッセーに重点を移す。他に「熊谷突撃商店」「眼鏡屋直次郎」、詩集」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ねじめ正一」の解説

ねじめ正一 ねじめ-しょういち

1948- 昭和後期-平成時代の詩人,作家。
昭和23年6月16日生まれ。東京阿佐谷で家業の民芸店をいとなみながら詩作し,昭和56年詩の大衆化,芸能化を意識した第1詩集「ふ」でH氏賞,平成元年には「高円寺純情商店街」で直木賞をうける。20年「荒地の恋」で中央公論文芸賞。ほかに詩集「下駄履き寸劇」「脳膜メンマ」,随筆「ねじめの歯ぎしり」など。東京出身。青山学院大中退。本名は禰寝(ねじめ)正一。

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