ゲーベル

精選版 日本国語大辞典 「ゲーベル」の意味・読み・例文・類語

ゲーベル

(Karl Eberhardt von Goebel カルル=エーベルハルト=フォン━) ドイツ植物学者。植物の形態、特に器官について研究し、近代植物形態学基礎を築く。また、学術雑誌フローラ」を創刊主著「植物器官学」。(一八五五‐一九三二

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百科事典マイペディア 「ゲーベル」の意味・わかりやすい解説

ゲーベル

ドイツの植物形態学者。ビュルツブルク大学でザックスに学び,1891年ミュンヘン大学教授となる。植物の機能構造は密接な関係にあるという立場から,植物器官学を確立した。

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改訂新版 世界大百科事典 「ゲーベル」の意味・わかりやすい解説

ゲーベル
Geber

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デジタル大辞泉プラス 「ゲーベル」の解説

ゲーベル

ドイツの陶磁器メーカー。1871年創業。高級陶器人形の「フンメル人形」で知られる。

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367日誕生日大事典 「ゲーベル」の解説

ゲーベル

生年月日:1855年3月8日
ドイツの植物学者
1932年没

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲーベル」の意味・わかりやすい解説

ゲーベル

ジャービル・イブン・ハイヤーン」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のゲーベルの言及

【化学】より

…これに従事する人はalchemist錬金術師という)と呼ばれるようになった。アラビアにおける錬金術は,ハールーン・アッラシード(在位786‐809)の治下の時代に生きたゲーベル(ジャービル・ブン・ハイヤーン)においてその頂点を極めた。彼は,すべての金属は水銀と硫黄の混合物であり,両者の混合と平衡を容易にする物質al‐’iksīr(ヨーロッパではエリクシルelixir)を発見すれば金への変成が可能になる,と述べた。…

【ジャービル・ブン・ハイヤーン】より

…アラビアの錬金術師。ラテン名ゲーベルGeber。彼の父はホラーサーン地方でウマイヤ朝に謀反を企てたシーア派の薬種商で,それゆえに殺害されたといわれる。…

※「ゲーベル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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