百科事典マイペディア 「シカゴ学派(社会学)」の意味・わかりやすい解説 シカゴ学派(社会学)【シカゴがくは】 1890年に創設されたシカゴ大学を中心とした研究者集団。トマスらを出発点に,パークやバージェスなどが活躍する1920年代に米国社会学の中心的な存在となった。参与観察に代表される経験的調査を重視する一方で,その社会心理学的側面はブルーマーのもとで発展したシンボリック相互作用論に引き継がれている。〈実験室としての都市〉としてシカゴを位置づける方法は,都市社会学の展開に大きな影響を与えている。→関連項目シカゴ|人間生態学 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報