ストゥントレン(英語表記)Stoeng Tréng

デジタル大辞泉 「ストゥントレン」の意味・読み・例文・類語

ストゥン‐トレン(Stung Treng)

カンボジア北東部、ストゥントレン州の都市。同州の州都ラオス国境まで約40キロメートルの場所に位置し、メコン川が流れる。もとはクメール王朝の領土だったが、ラオ族のランサン王朝、続いてチャンパーサック王国に編入され、20世紀初頭にフランス領カンボジアとして復帰住民多くラオ語を話す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストゥントレン」の意味・わかりやすい解説

ストゥントレン
Stoeng Tréng

別綴 Stung Treng。カンボジア北東部の町。首都プノンペンの北北東約 250km,メコン川の東岸にあり,コン,サン両川がメコン川に合流する地点に位置する。林業地帯の中心地で,周辺の低い山地から切出される木材集散製材が行われる。ベトナムホーチミン市から北上してカンボジアに入りラオスに通じる道路に沿う。人口約 5000。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android