佐野琴嶺(読み)さの きんれい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐野琴嶺」の解説

佐野琴嶺 さの-きんれい

?-1861 江戸時代後期の儒者
備中(びっちゅう)(岡山県)岡田藩儒佐野琴壑(きんがく)の孫。神吉東郭(かみよし-とうかく),安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなび,藩校敬学館の教授となる。また上野(こうずけ)(群馬県)安中藩の深川惣右衛門より越後(えちご)流の兵法の印可をうけた。万延2年2月13日死去。名は元方。字(あざな)は子順。通称は小介。著作に「伊勢物語評註」「韓非子(かんぴし)私考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android