太陽熱温水器(読み)タイヨウネツオンスイキ

デジタル大辞泉 「太陽熱温水器」の意味・読み・例文・類語

たいようねつ‐おんすいき〔タイヤウネツヲンスイキ〕【太陽熱温水器】

太陽光を熱として利用し、水を温める装置。熱を集める集熱器と水を貯めるタンクからなり、ふつう、建物屋根の上に設置する。日照量や外気温の影響を受けるため、給湯にはガス電気による加温を併用することもある。

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リフォーム用語集 「太陽熱温水器」の解説

太陽熱温水器

太陽熱により水を暖める機器であり、受光した太陽光エネルギーの50%以上を熱として利用することが可能な、太陽エネルギーの利用技術の一種。主な形式として、ソーラーパネルと貯湯槽が一体型している一体型・貯湯槽が地上にある分離型・温水を利用して冷媒を強制的に循環させることで、給湯・暖房冷房の機能と性能を有するソーラーヒートポンプがある。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「太陽熱温水器」の解説

たいようねつおんすいき【太陽熱温水器】

水を日射熱によって温め、給湯に利用する装置。集熱器と貯水槽が一体となった自然循環方式と、集熱器は屋根上に、貯水槽は地上に設置し、ポンプで水を循環させる強制循環方式がある。前者ランニングコストがほとんどかからず、後者は屋根への負荷が少なく工事が容易。

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