弘前[市](読み)ひろさき

百科事典マイペディア 「弘前[市]」の意味・わかりやすい解説

弘前[市]【ひろさき】

青森県中西部,津軽平野南部の市。1889年市制。中心市街は津軽氏城下町として発達,1897年の陸軍第8師団設置後第2次大戦終結までは軍都であった。第2次大戦後は国立弘前大学ほか2大学,2短期大学のある文教都市となった。奥羽本線,弘南鉄道,東北自動車道が通じる。青森リンゴ,津軽米の産地の中心地で,津軽塗,小衣(こぎん),津軽焼特産。桜の名所弘前城のほか,西部に岩木山があり,山麓に温泉が点在する。8月のねぶた祭は有名。2006年2月中津軽郡岩木町,相馬村編入。東日本大震災で,市内において被害が発生。524.20km2。18万3473人(2010)。
→関連項目弘前大学

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